アラフィフとうちゃん、仕事しないでバイク、自転車、釣り、SUP、キャンプなんかを楽しんでます♪

リストラ寸前のとうちゃんは人生を楽しむことにした。

プロフィール

この記事を読むのに必要な時間は約 8 分です。

50歳を過ぎて、こういう不安にかられるとは思ってもいませんでした・・・。

まあ、会社からリストラとか不遇な異動を言われたワケじゃないんですけど、自分の中ではいつそういう憂き目に遭ってもおかしくないと思ってます(汗)

僕は神奈川県に住む会社員です。

多分、境遇的にはごくごく普通の50代のとうちゃんだと思っていますが、その僕が思う所をこのブログに綴ってます。

リストラ寸前のとうちゃん

つい最近、僕が勤めている会社のかなり上の人とお話をする機会がありました。

その時、ついでに僕はそのお偉いさんに聞いてみたんですね。

今の公的年金の支給は65歳からです。

で、会社のルールでは60歳以降、希望する場合は嘱託として雇ってくれる事になっています。

けれど、本当にその頃って大量に余ってるおじさん達を雇えるほどこの会社には仕事がありますか?と。

そしたらバッサリ、多分ないだろうね・・・と言われてしまいました(汗)

まあ多分、そんな事だとは思ってましたが・・・。

だって、僕が60歳になる頃は、日本って人口は今よりももっと減るし、それに合わせて仕事だって減って行きますよね。

それにAIだって発展してるだろうし。

って事はどう考えても今と同じ水準で仕事が出来て、給料も貰えるワケなんてないんですよ。

その辺、50歳を過ぎて考えられていない人って、すごくお花畑だと思います。

だから、僕みたいな50歳過ぎのとうちゃんはですね、会社に頼らず自分の力で生きていけるようにならなきゃいけないと考えていました。

少なくとも60歳を過ぎてから公的年金がもらえるまでの時間は、なんとかしないといけません。

場合によっては公的年金の支給はもっとずれ込む事だってあり得ます。

いや、最悪の場合は公的年金なんてもはやなくなってるかもしれません(汗)

そんな事で僕なりにいろいろ考えて、行動を起こしてた矢先にこのコロナ禍ですよ。

今、このプロフを書いているのは2020年5月15日です。

この時点でコロナ禍がこの先、どれくらい経済に影響を与えるのかって全く見えてません。

けれども少なくても2021年までは影響は落とすでしょうね・・・。

トヨタなんか2021年3月期の営業利益は約80%減だって、とんでもない予想を立ててましたから。

自動車産業って、世の中の景気のバロメーター的な所があるじゃないですか?

僕が勤めている会社は自動車メーカーじゃないですけど、商売上の関係は大いにありますし。

2021年度がマイナス80%だとしたらその余波はいつかで続くんでしょう・・・。

まあ、そんだけ落ち込んだら2年、3年は尾を引くと見るのが妥当です。

トヨタはそれでも赤字にはならないそうですが、そうじゃない会社の方が世の中は多いはずです。

そうなると会社は何をするかっていう事になりますよね。

そう、リストラです・・・。

なんか50歳を過ぎた僕なんか、どう考えても会社にとっては余剰人員でしかないワケです。

そう考えると、気の小さい僕はマジでヤベェ・・・ってなってしまいました。

マジで。

リストラ寸前のとうちゃんには奥さんと子供が一人

ちなみに、僕の家の家族構成はこんな感じです。

奥さんと高校生の長男1人。

奥さんは公務員です。

で、長男は公立高校に通ってます。

だから僕の家庭環境はわりと恵まれてる方かもしれません。

住宅ローンはまだ残ってますけど、いざとなれば預貯金から残債は精算出来ます。

まあ、それはそうなんですけど・・・。

でも僕はこのコロナ禍が始まる前は、真剣に60歳でリタイヤしてその後は好きな事をして楽しく過ごして行こうと思ってたんですよ。

そのためにはある程度の資金を作らないといけません。

そう考えた僕は、この5年間はいろんな準備をしてきました。

そしてまだまだ、準備に費やせる時間はあと10年は近くあると思っていたんですね。

だけど、それも急転直下です。

どうやら10年も時間をかける余裕はないって状況になってきました。

それがこれから先、費やせる時間が5年なのか3年なのかは全く分かりませんが・・・。

病気が人生を大きく変えました

僕、40代後半に少し大きな病気をしたんですよ。

それまでは、正直言って会社人間的な所が僕にはありました。

会社では30代で支店長にもなったし。

そのまま行けば40代、50代と順調に出世出来ると考えてたんですね。

ところがそんな僕の目論見もある日を境に一瞬にして大きく崩れちゃいました。

会社で胸に激痛が走って、そのまま救急車で病院へ・・・。

最初の病院では手に負えないって言われて、さらに大きな病院に回されました。

後で主治医に言われたんですけれど、その時って70%くらいの確率で死んでいたらしいです(汗)

まあ、それでもなんとか生き延びて、今、こうしてこのブログを書いてるワケですが・・・。

そんな事で僕の出世はあっという間になくなったワケです。

病気の原因はストレスとか不摂生とか、そういう所にあるらしいです。

もし、会社でのポストが上がると、カラダにかかる負担もさらに大きくなります。

それは僕にとって究極の選択でもありました・・・。

再発を承知でさらに上を目指すか。

それとも社会的地位よりも、自分の命を少しでも存える事を選ぶか。

まあ、いろいろ考えた結果、僕は後者を取ったワケです。

それまで僕の生きる道は目の前に続いている道一本と信じて来ました。

その道にある標識には、「出世」とか「将来安泰」って言葉が並んでいます。

僕自身、道はそれしかないって思ってたんですよ。

だからその道がある日突然、行く先を塞がれたワケですから僕の心情たるやご想像のとおり。

まあ、今だから笑って言えますけれど、当時は自分の人生、終わったとさえ思いましたね。

ちょうど病気になる直前、ちょっと大きな支店長のポストも会社から打診をされていたんです。

病院から退院して、自宅療養が終わって、久々に出社した自分の会社。

僕はその日、意を決して上司にこれからの自分の有り様を伝えました。

とにかく、これからも生きるためにカラダに負担をかけたくないと・・・。

もちろん、会社は僕の申し出を快く受け入れてくれました。

これからは自分の身体を一番に考えるように、と。

でも、それは僕が会社には貢献できない、言ってみたらお荷物になるという事をお互いに合意した事でもありました。

まあ、はっきりとそうとは言われていませんが、僕はそう考えています。

だからこのコロナ禍で会社を取り巻く環境が大きく変わる時、僕の会社での立ち位置って、ますます狭くなってくるワケです。

リストラされたら。まあ、そん時かと。

毎日、テレビ、ネット、そして新聞のニュースを見ているとかなりビビります。

ニュースでは飲食店の経営者がマジでヤベぇと言っています。

普通のサラリーマンにとってみたら、対岸の火事に映る人がほとんどかもしれません。

けれど50歳を過ぎたアラフィフの僕にとっては、その火はもう足元まで来てるんです。

明日のごはんが食べられないかもしれない・・・。

今日明日、そうなる事はないけれど、1年後はハッキリ言ってない話じゃないと思ってます。

リストラを受け入れる代わりに退職金の積み増しをもらっても、とてもじゃないですけど、65歳までは食い繋ぐ事なんて出来ないでしょうし。

奥さんとか子供にはそんな事、とても言えません。

僕がそんな不安を抱えてると言ったら、二人はもっと不安になりますよね。

だから絶対に言いません。

さて、それじゃあどうしようって感じです。

まあ、ここでジタバタしても仕方ないとは思います。

けれども何もしないのはやっぱり馬鹿です。

だから、僕はこう思いました。

人生を楽しもうって。

それは自分の好きなことをするっていう意味もあります。

例えば趣味のバイク、釣り、そしてカメラとか・・・。

でもそれだけじゃやっぱりダメですよね。

自分なりにアフターコロナの世界を生き抜く力を身につけて行こうと思います。

以前、僕には目の前に続く道しか見えていませんでした。

けれど、今はちょっと違います。

道は自分の周りを見渡せば、前だけじゃなくて至る所にあると気が付いたのです。

自分が生きて行く道は右にも左にも、そして場合によっては後ろにもあるんですよ。

そう、その気にさえなれば、生きて行く道は何処にでもある、と。

そしてそんな道も、自分次第で十分楽しいんだろうな、と。

そう考えるとまあ人生、なんとかなるかと思えて来ました。

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