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椎間板ヘルニアである。
この間の土曜日から全く動けなくなってしまった。
もともと腰痛持ちだったけれど、その原因は分離症だった。
そこに椎間板ヘルニアが加わった。
もうサイアク・・・。
アラフィフとうちゃん、マジで今日死にかけたよ・・・。
椎間板ヘルニアの原因。

もう世間はすっかり春である。
気温もどんどん上がって来ている。
今週はフレックスを使いまくって、相模川に通い詰めようと思っていた。
でも、それも叶わぬ夢となってしまった・・・。
SNSを開くと、バスの釣果を自慢するツイートが増えたような。
全く動けないので、部屋にこもっているのだけれど時折、外からバイクの心地よいエキゾーストが聞こえたりする。
ああ、なんだか僕だけ季節の移ろいから取り残されてしまっているような気がする・・・。
立ちあがろうとすると、腰に激痛が走る。
座ろうとすると、同じく腰に激痛が走る。
何をするにも腰の機嫌を伺わなければならないこの状態。
もう、マジで嫌になる。
仕事はと言うと、幸か不幸かテレワークという制度が我が社にはあって、それを今週いっぱいは使わせてもらう事にした。
血管の病気で不意に休む事が多い僕にとっては、テレワークを使って有休を温存出来るという事は有り難い限りだ。
それでも、何をするにしても腰に激痛が走る状態と言うのは、いくらテレワークで通勤がないと言えどもかなりツラい。
そもそも、どうして椎間板ヘルニアになったのか。
それはこの間の土曜日、父親の墓参りに行った時の事。
暖かくなって来たので、懸案事項だった墓石の前の枯れたサツキを植え替えようかと。
墓石前のサツキは前にも一度、枯れた事があって植え替えをしていた。
それでもまた、枯れた。
多分、土が悪いんだよ。
そういうかあちゃんのアドバイスに従って、今回は新しいサツキだけでなく、園芸屋さんで買った入替用の土もお墓に持って行った。
お寺に着き、駐車場から土を抱えてお墓に向かう。
入替用の土、抱えている時はそんなに重いとは思わなかったんだけどね。
我が家のお墓の前に着いて、土を下ろした時にギクッとなった涙。
オヤジ、僕はそんなに親不孝な子供だったかね??
相模川バス釣り。猫ちゃんと遊ぶ午後。ふきのとう、見つけた。
椎間板ヘルニアになって見えた世間。

椅子に座っていても痛いので、急ぎの仕事がない時はベッドの上で横になっている。
少しでも腰に影響が及ぶ動きは御法度だが、じっとしている分には身体に全く異常はない。
腰にさえ、最大限の注意を払えば、至ってヒマなのである。
という事で、ベッドの上で出来る暇潰しと言えば、もっぱらスマホでSNSなんかをチェックするという事になる。
さっきも言ったけれど世間の湖、川、野池ではブラックバスが大漁のようだ。
きっと、僕が釣りに行けない分、他のバサーが釣っているに違いない。
そんなSNSの投稿を妬ましく羨ましく思いながら眺めている。
アラフィフとうちゃんのバス釣り。釣れない事に慣れ過ぎた一年。
それはさておき、SNSとかネットニュースでは某美人国際政治学者の旦那さんが詐欺容疑で逮捕されたというニュースが賑わっている。
注:国際政治学者は自称
旦那さんが経営する投資会社が業務上横領をしたという。
この事件、有罪か無罪かは裁判はこれからなので、今の時点では断定は出来ない。
あくまでもその上で、なんだけどね。
僕はこの事件においては、政府の戦略会議で、夫の投資会社で扱う太陽光発電を奥さんである美人国際政治学者が有識者として後押ししていた事に悪質性を感じてしまう。
自分らに有利な儲かる仕組みを政治的に作って儲けようとしていたのがミエミエだ。
人の不幸が大好きな日本人。その構造的な理由。
でも、もっと嫌になった事がある。
今の世の中の興味が向いている先があまりにもクダラナイという事だ。
六本木のタワマンに住んで、休日にはヨットの上でシャンパン・・・。
はたまた豪華な軽井沢の別荘で優雅な休日・・・。
そんなリア充が地に落ちる姿に世間の興味は向いているという事。
夫の逮捕でレギュラー番組がなくなったので、これからはあの優雅な生活は送れまいというネット上のニュースがなんと多い事か。
夫の罪状が明らかになる事よりも、美人国際政治学者の行末の方ばかりが話題になっている。
日本人って、そういうのが何よりも好きだからね・・・。
いや、本筋はそこじゃねぇだろと言いたい。
公の場で自分らの事業を推進する仕組みを作ろうとしたり、巨額のお金を騙し取ったのが本当かどうかって事の方がよっぽど大事だ。
これ、日本人の低属性をマジで物語っている気がする。
こういう本筋を見抜けないから、ズルい政治家なんかが野放しになるんだよ、この国は。