アラフィフとうちゃん、仕事しないでバイク、自転車、釣り、SUP、キャンプなんかを楽しんでます♪

リストラ寸前のとうちゃんは人生を楽しむことにした。

コラム

アラフィフとうちゃん、雪の日に昔を懐かしむ。

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アラフィフとうちゃんの職場は東京の大手町にある。

今日は今週最後の出勤日だ。

オフィスの窓の向こう。

9時頃は雪が降っていたけどね。

今(この記事はお昼頃に書いている。アップするのは今日の夜)、もう東京では雪は降っていないようだ。

アラフィフとうちゃん、昼休みに江戸城天守台を散歩する。

大雪のあの日、帰れなくなった思い出。

天気予報では、都内も今日は積もると言っているけれど。

でも、時間後毎の予報を見ると、午後からは雨との事。

もう大丈夫じゃね?って思う。

今日は革靴に装着する滑り止めとか、準備万端で家を出たのだけれどそれも取り越し苦労になりそう。

雪の日とか、大雪になりそうという予報が出ると、昔のことを思い出す。

まだ、アラフィフとうちゃんが独身で、その頃は横浜の港北ニュータウンに住んでいた。

あの頃って、今みたいにパワハラとかセクハラとか、そういう概念はまだまだ一般的ではない時代だった。

(というか、無かったに近い)

当時の僕の上司はうちの会社には珍しい、とにかくフレンドリーな人。

どんなに遅くまで残業をしていようが、飲みに行こうと誘って来る人だった。

一応、断っておくが、当時も今も僕はその事をパワハラとは思っていない。

その日、東京はかつてないほどの大雪に見舞われていた。

でも、僕は遅い時間まで会社に残り残業をしていた。

飲みに行こうか。

やっぱりこの日も上司からそう誘われた。

外が大雪に見舞われているのを全く知らないのかと思ってしまう。

でも、その誘いに乗ってしまう僕も悪いのだが・・・笑。

時計を見ると10時を回っている。

会社から出ると、外は帰宅を急ぐ人ばかり。

それは当然だ。

辺りは既に雪がかなり積もっていたからね。

このままだと電車は間違いなく止まってしまうという事は、誰でも想像が出来たはずだ。

僕たちは大雪で道が悪い事もあって、会社のすぐ近くにある町中華に入った。

この町中華のお店、遅くまで営業している。

その日も大雪というのに、店はいつも通り営業中だ。

もちろん、店には他にお客さんなんかいやしない。

貸切状態で、僕たちは会社近くの町中華で雪見酒と洒落込んだ。

運の悪い事に、お店近くにはウチのグループ会社がひしめき合っている。

後になってから僕は何人かのグループの知り合いからこう言われた。

あの大雪の日に飲んでるからビックリしたよ、と。

どうやら通りがかりに店の中を覗いて僕たちを見つけていたらしい。

飲み終わったのは午前1時過ぎだ。

なんとか終電には間に合ったのだけれど、最寄駅からのバスはとうに終わっている。

しかもその日は駅前から伸びた、タクシー待ちの人が長蛇の列を作っていた。

晴れた日なら駅から自転車や家からの迎えの車で帰る人たちも、この日はタクシーしか選択肢はなかったのだと思う。

行列に並び始めた頃は、僕もまだ酔っ払っていたから良かったのだけれど、並んでいるうちに酔いも冷めてきて、段々とツラくなってきた・・・。

結局、タクシーに乗って自宅に着いたのは午前4時過ぎ。

少しだけ寝て、また出勤した。

アラフィフを過ぎた今、同じ事はもう出来っこない。

時代の変革。

会社に入った頃は、事務所にテレックスなるものがあった。

知らない人はイメージが湧かないと思う。

テレックスとはワープロと電報が合体したような物で、それでメッセージを書いて海外にメッセージを送る。

海外とやり取りをする時はこのテレックスを使う。

上司や先輩からテレックスの使い方や独特な言語を教えてもらい、海外事務所と初めてやり取りをした時は、僕もいっぱしの国際人になったような気になったものである。

でも、メールが普及すると共に、あっという間にテレックスはその姿を消した。

テレックスが姿を消したのと同じように、それまで当たり前のことであった酒席へのお誘いもめっきりとなくなった。

もちろん、今は僕から誰かを飲みに誘うなんて事も今はほとんどない。

時代は変わったものだ。

昨日はテレワークだったのだけれど、自宅で仕事をしていると上層部の人とかからやたらとメールや電話をもらった。

座間に住んでいるのだから、無理をして出社しなくていいよ、との事。

なんとも有難いお心遣い。

そのお気持ちは有り難く頂いた。

けれど、今朝は雨も降っていない。

天気予報を見ると、どうも問題はなさそう。

なので、出勤日の今日はいつも通り、出社した次第。

昔なら、こんな日でも上司と飲みに行ってたよな。

そんな事を懐かしく思いながら、時代、価値観、そんなものの移り変わりを実感せずにはいられなかった。

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