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今日は午前中に家の所用を片付け、午後からは無罪放免。
天気も良いし、ここは相模川でバス釣りでしょ、という事で。
三連休中日。
果たして今日は釣れるかな??
相模川ブラックバスフィッシング・2023年正月休み最終日。
相模川、三段の滝下。
タックルを準備して、お昼前に家を出る。
冬のバス釣り、準備するタックルはワームオンリーなので楽チンである。
バス釣りを始めて2回目の冬。
もともと、ハードルアーを投げたくて始めたバス釣りだ。
なので、去年の冬はあまりワームでのバス釣りには気持ちが入っていなかった。
でも、今年は少し違う。
ワームでのバス釣りも楽しいかも。
そう思い始めている自分がいる。
イモグラブやヤマセンコーをノーシンカーで投げる。
川でのバス釣りなので、放っておくとワームは自然とドリフトして行く。
下流までワームが流れて行くと、そこからズル引きを開始。
なんか、ハードルアーを投げまくる忙しいバス釣りとは対照的で、こっちも面白いと思うようになって来た。
今日も一昨日と同じく、向かったポイントは相模川、三段の滝下。
お昼近くになりポカポカとして来たけれど、先行のバサーは1人だけ。
相模川バス釣りポイント探索・座架依橋〜三川公園。
三段の滝下で昨日ブラックバス、釣れたってよ。
三段の滝下でワームを投げながら空を見上げる。
飛行機が東から西へと飛んで行く。
転勤で福岡にいた頃、東京への出張で毎月乗っていた飛行機と同じ航路だろう。
飛行機の窓から下を覗くと相模川や丹沢、そして富士山がよく見えたものだ。
今はその飛行機が西へと飛んで行くのを、こうやって下から眺めている。
あの頃はまだバス釣りを始めていなかった。
12年後の自分があの時に見た相模川でロッドを振っているとは、あの頃の僕はこれっぽっちも思っていなかった。
福岡での仕事を終えて、東京に戻ってくれば一つ会社でのポジションが上がると信じていた。
でも、僕を待っていたのは昇進ではなくて、まさかの血管の病気。
その病気のおかげで、それまでと同じような無理は全く出来なくなった。
そして仕事も昇進も、社会的地位も全て諦める。
生きるためにストレスを溜めない人生を選んで今に至る。
まあ、こっちの方が今の僕には合ってるかもね。
今日は1バイトあったけど、バラしたよ・・・。
僕より下流でバス釣りをしていた人が、そう言って声をかけて来た。
最近、この釣り場でよく話をするようになったバサーだ。
1バイトあったなんて、羨ましい限り。
こちとら、相模川には生命という生命は絶滅したのではと思ってしまうほどの惨状だ笑。
昨日、ここで1本上げてた人がいたよ。
そう聞いて、なんとも希望が湧いて来た。
どうやら相模川のブラックバスは絶滅していなかったらしい。
やっぱりバス釣りに必要なのは忍耐、タイミング、そして運なのだろう。
コツコツと釣り場に足を運んだバサーが最後に笑うのである。
彼は有難い情報を僕に授けて、その場を去って行った。
釣り場に残った僕は大きな希望を胸に、ヤマセンコーを投げ続ける。
でも・・・。
さっきまで大きかったはずの希望は、時間と共に小さくなってしまった。
太陽は出ているけれど、寒い。
特に下半身が酷く冷える。
温かいカフェラテが飲みたい・・・。
しきりに頭の中にカフェラテがよこぎる。
それでも、しばらくは今年初のバスの姿の方が勝っていた。
けれど、その勝負もあっという間に形成逆転。
アラフィフは寒さに弱いのだ。
頭の中はカフェラテでいっぱいになり、気が付けば車のハンドルを握って帰路についてた笑笑。
湘南、平塚新港【2022/12/26】初のヒラメ釣り。