この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。

この間まで、日銀が頑なに利上げを行わない事に対して、マスコミは文句を言っていた。
でも、サプライズで利上げを行った途端、やれ住宅ローンとか法人向けローンの金利の金利が上がって大変だと騒ぎ出した。
いや、マジでどっちに行っても、あれこれ言うのには霹靂としてしまう・・・。
長期金利が上がったけれど、外貨預金ヤメる人っているのかな??
借金して不動産投資してる人は大変かもね。

今、借りている部屋の家賃に比べたら、毎月の返済額ってあまり変わらない・・・。
そう言って住宅ローンを組んだ人って、多いと思う。
家賃をせっせと払っても、自分の資産にはならない。
だからそう言う気持ちは分からないでもない。
でも、不動産(特に居住用建物)って買える事(審査が通る事)と、ローンを完済出来るのとは全然話が違う。
住宅ローンの審査、銀行が通してくれたんだから、きっと自分の年収でも返せるはず。
そう思っていたら、それは見当違いだ。
建物を売る不動産屋さんは、自分らが商売が出来ればそれで良い。
だから、お金を借りた方が、完済出来ようが自己破産しようが、それは彼らには関係がない。
審査=完済出来ると言う事じゃないんだね。
仕事でマンション販売会社の人と接点があるけれど、ハッキリそう言ってるし。
家賃と変わらないから・・・。
そう言う時、ライフスタイル、サイクルの変化は加味しているかな??
共働きの場合、どちらかが転勤になったら?
離婚したら?
子供が出来たら?
そして変動金利でお金を借りた場合、金利が上がったら?
そう言う収入が変わる要素(ライフイベント)を想定して、減ってしまう収入も踏まえた上で家賃と変わらないと言うのなら問題はない。
賃貸であれば、収入が減ったのなら家賃の低い物件に引っ越せば問題は一発で解決する。
フレキシブルに問題に対処出来る訳だ。
でも、住宅ローンを組んで自分が住む家を買ってしまった場合は、そう簡単にはいかない。
じゃあ、売れば良い。
そう言う人もいるけれど、そんなに果たしてすぐに売れるだろうか。
この問題に関して言えば、このレベルは基本的に足し算引き算のレベル。
けれど、それが出来ていない人って案外多いように思う。
金利が青天井に上がる事は、今の日本の財政を見るとあまり考えにくい。
でも、無理をして住宅ローンを組んでしまった人にとっては、ドキドキハラハラの状態が続くんじゃないかな。
ましてや、自分が住む家じゃなくてローンを組んでまで、不動産投資をしている人。
金利は当分上がらないと踏んでいたとしたら、大誤算だね・・・。
【悲報】1ドル500円だってよ。
晴海フラッグもヤバいんじゃね?

ついこの間、ネットで晴海フラッグが人気だと言うニュースを見た。
晴海フラッグは例のオリンピックの選手村だったマンションだ。
周辺の物件と比べても、破格の価格で投資物件としても人気らしい。
でも晴海フラッグの引き渡しは2024年だ。
その頃の金利って、果たしてどうなってるだろうか・・・。
さらに言えば、日本の経済、政治、地政学的な事、それらがどうなってるだろう??
周辺物件と比べて安いからと言って、ああいう物件をリスクを負ってまで買うのってどうなんだろう?と思ってしまう。
少なくともアラフィフとうちゃんは、投資の対象にはしないけどね。
地下鉄が出来るってニュースがあった。
でも、それも開業はまだまだ先。
現金で買って終の住処とするのならまだしも、ローンを組んで買うのはやっぱりどうかと・・・。
手元資金がなく借りてまで投資目的で晴海フラッグを買おうというのは、アラフィフとうちゃんには無理だわ・・・。
やっぱりヤメた・・・って人、結構、出るんじゃないかな。
注:あくまで個人の感想です。