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サーフでの釣り、あるある的な話。
波がある程度、ある日。
釣りをしていたら、そこに入って来たサーファー達。
目の前でサーフィンを始めたそうな。
こういうトラブル、いつになっても無くならないね・・・。
昔、サーフィンやってたよ、リストラとうちゃん。
秋谷海岸でSUPをしていたら・・・。

まだアラフィフとうちゃんがSUP初心者の時の事。
この時点ではまだ、SUPフィッシングは始めていなかった。
アクアマリーナのドリフト(本当は釣り用のSUP)で、秋谷海岸をクルージングしていた。
クルージングと言っても、浜から少し沖に出た所でパドルを漕いでいた程度なんだけどね。
ずっと沖まで出ると、波があるし、それでSUPから落ちてしまうし。
すると浜からビュンとジグが投げ込まれて来た。
そして、その主が僕に向かって「そこ退けぇ!」と怒鳴っている。
ジギングしてるのに、その辺チョロチョロしてんじゃねぇ!って感じだ。
でも、その日、一番で海に入ったのは僕の方で、アンタは今、来たばっかりだろ・・・。
少し頭に来たけれど、まあ、喧嘩をする必要もないし。
スゴスゴとパドルして、その場所を移動した次第。
SUPの体験スクールをアラフィフとうちゃんが受講しない理由。
離岸流(リップカレント)に集まる釣り人とサーファー。
僕も10代前半から30代半ばまで波乗りをしていたんだけどね。
波のある日、パドルをして沖に出る時は離岸流(リップカレント)を探して、そこの流れに乗ってパドルアウトをしていた。
離岸流って、よく海水浴客が沖に流される、あれね。
少ない力で沖まで連れていってくれるので、離岸流とはサーファーにとっては願ったり叶ったりなのである。
でも、初心者サーファーにはこの離岸流を見極めるのって、なかなか難しかったりする。
よく、波のある日に沖にパドルアウトしようとしているのだけれど、押し寄せる大きな波に何度も押し戻されているサーファーがいる。
やがて、心が折れて沖に出る事を諦めて、浜に戻って来る。
ああいうのを見てると、波のある日に果敢に(安直に)沖に出ようとするんじゃなく、30分くらい海を眺めて離岸流を見極められるようになれば良いのにと思ってしまう。
だから離岸流をうまく使ってパドルアウトして行くサーファーは、ある程度の上級者とする事が出来る。
一方で、サーフでヒラメなんかを狙っている釣り人。
ヒラメは獰猛なフィッシュイーターなので、ベイトフィッシュがいる所を狙えば良い訳だ。
ベイトフィッシュは離岸流の所にいる。
そんな事で、サーファーとサーフでの釣り人が集まる所は重なってるので、海でのこの手のトラブルが起こってしまう。
サーファーの言い分、釣り人の言い分。

僕は波乗りも釣りも経験があるので、ある程度、両者の言い分は理解しているつもりだ。
サーファーにしてみたら、釣りなんか何処でも出来るのだからわざわざ波が立ってる所でやるんじゃねぇよ、って感じだ。
離岸流の所にベイトフィッシュが集まって、それを追ってヒラメが来るなんていう知識はほとんどのサーファーは持っていない。
まあ、中には知っていても俺が優先!と思っているサーファーもいるとは思うけどね。
だから、波が立っていれば、そこに先に釣り人がいようが、お構いなしにパドルアウトして行ってしまう。
一方で釣り人。
サーファーより先にそこで釣りをしていたのなら、間違いなく優先権は釣り人にあると思う。
でも、中には後からやって来て、サーファーがいるにもかかわらず、ジグを海に向かって投げ込む輩もいる。
僕もそういう目に遭った訳だけれど、あれはマジでビビるね。
自分の横をビュンビュンとジグが飛び交って来るのって、まるで銃で狙われてるような気分だ。
釣り人目線では、そんな小さな波に乗って何が面白いんだ?と思ってるはず。
結局、波乗りする所も釣りをする所も重なるのだから、トラブルを回避するためには譲り合いしかないとは思うんだけどね。
でも、サーファーは決して譲らないだろうな・・・。
サーファーって良くも悪くも、主義主張が強い人間が多いし。
良い波の立つ日って、本当に限られる。
そんな貴重な日に、釣り人にポイントを譲れと言っても必ず反発する奴は出て来ると思う。
現実には海に入る時、釣り人の存在なんか全く気にしていないというサーファーの方が多いんじゃないだろうか。
でも、なにはともあれ。
どちらが先に海に入っていようかいまいが、サーファーがいる事を知りながらも海にジグを投げ込む釣り人は最低だ。
マジで当たったら死ぬよ、ほんと。
湘南SUPフィッシング 西湘ポイント探索。