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昨日、このブログで綴ったアラフィフとうちゃんの今後の運用方針。
もう少し、綴りたいことがあるので、今日はその続きという事で。
アラフィフとうちゃん、投資は海外にするってよ。
ドル高はアメリカの実力値だってよ。

アラフィフとうちゃんの運用、これからはポートフォリオを海外中心にすると言ったけどね。
それは正確には資産を増やすというより、資産を減らさないための施策というニュアンスかも。
それくらい、今の、そしてこれからの日本はヤバいと思っている。
今日、ネットでこんなニュースを見かけた。
アメリカのカリーヌ大統領報道官、このドル高はアメリカ経済の強い立場を反映してる、と。
この発言は円安に関しても向けられている。
逆に言えば、日本経済は弱いって事だね。
投資対象には向かないという意図もそこに込められていると思う。
日本は破綻しないってよ。

経済学者とか、元財務省官僚なんかが、日本は借金(赤字国債)をたくさんしても絶対に破綻しないと言い切る人がいる。
それはなぜか。
お金を刷る日銀は日本政府の子会社のような存在であり、いざとなったら借金を返済するためにどんどんお金を刷れるからダイジョウブ、という理屈。
亡くなられた安倍さんも演説で同じ事を言ってたっけ。
理屈的には、足し算引き算のレベルでは言ってる事は間違ってはいないと思う。
けれど、そこに国際的な日本の評価が加わってくると、話は違うと思う。
円の価値を決めているのは、国の信用力。
先進国の中でも日本の債務残高はアタマ一つ、抜きに出ている。
贅沢な生活をする為に借金を重ねている国の事を、海外の投資家はどう見るだろう?
その程度の財政コントロールしか出来ない政治家のいる国なのだから、他の政策も推して知るべし。
僕ならこう思ってしまう。
国債を発行しまくり、その大半を最終的には日銀が保有する。
金利が上がると日銀は債務超過(とりあえず含み損)に陥るし、金利を上げなくても自転車操業ハンパない国の懐具合を見て、投資家が健全な投資の対象とはしないようになる思う。
どっちに転んでも日本は信用を失っているのだから、円も国債も急落する。
英国のトラス首相が早々に辞任を発表した。
減税を掲げて首相になったけれど、いざ走り出すといろんな抵抗勢力にボコボコにされてしまった。
一番の決定打は国債と英国通過の大幅下落だ。
日本も同じ道を辿っているように思えてならない。
アタマの良い人は資産を海外に向けてるよ。

もはや間違いのない事実だと思う。
ジャパン アズ ナンバーワンはとっくに終わっている。
それは40年以上昔の幻想だ。
何かの分野で技術的に優れているものはあるけどね。
でも、今の日本を見渡した時、不動の一番と言えるのは何もないように思う。
それも外国人に簡単に買われてしまうし、日本人も平気で売り渡そうとしている。
気が付いたら、日本はぺんぺん草も生えない状況になるはずだ。
そこに台湾有事みたいな、とんでもない事が起こると日本はもう再起不能になるんじゃね?とすら思う。
具体的にはアメリカ、もしくは中国の一部になるとか・・・。
それに気付いている頭の良い人は、もう資産を海外に振り向けてるよ、マジで。