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せっかくウェーダーを買ったのに、まだ一回も相模川の本流でバス釣りが出来ていない。
SUPも買って、さらにモーターも買ったのに、全然、海に行けていない。
その理由、それはアラフィフとうちゃんは自分のリスクマネジメントに関しては、すごく気を使うからだ。
SUPフィッシング。風速3m以上は海に出ないルール。
リスクマネジメント。洗い出し→回避→軽減→転嫁。

リスクマネジメントとは、企業みたいな組織がビジネスを遂行するにあたり、そこに存在するリスクにどう対処するかという事。
それをアラフィフとうちゃんは、自分の個人としての生活にも当てはめて考えている。
例えばバイクに乗るとしたら、そこにはどんなリスクがあるだろうか・・・と。
- 転倒して死ぬリスク
- バイクを維持するのにお金がかかるので家計を圧迫するリスク
- 盗難に遭うリスク
とまあ、いろいろある。
こうやって洗い出したリスクが本当に起こってしまったら、自分の人生にどんだけ影響を与えるのだろうかと考えると、対処すべき順位が見えてくる。
優先順位の高いリスクから対応して行けば良いワケだ。
で、リスクを洗い出して、その優先順位を考えたら、次は「回避」する方法を考える。
君子危うきに近寄らず、これが一番って事だね。
ちなみに僕は気が乗らない時は、験を担いでバイクには乗らないことにしている。
バイクに乗って死ぬリスクを回避するのであれば、完璧な方法はバイクに乗らない事が一番。
でも、全くバイクに乗らないっていう事だと、持っている意味がない。
だから次は軽減策を考える。
- 安全運転を心がける。
- 交通量の多い時間は走らない、または交通量の多い道路は走らない。
- 安全運転講習を定期的に受ける。
- 無理なプランのツーリングは避ける。
- お守りを持つ笑
ここまでやっても、バイクに乗る以上はリスクというものは無くす事は出来ない。
それでも、残ってしまうリスクをどう処理するか?
そのために転化策を検討する事になる。
例えば、バイクでケガをしたり万が一、亡くなってしまった場合に備えてしっかりした保険に加入しておくと言うこと。
バイクでケガをすると、治療費もかかるし死んでしまうと残った家族の生活費が必要になる。
つまり治療費、生活費が残ったリスクという事。
このリスクは保険に加入する事で「転嫁」出来る事になる。
でも、このプロセスを経てもどうしようもないリスクという物がある。
具体的に言うと、バイクの盗難リスク。
バイクの盗難って、加入出来る保険がなかなか無い。
あっても保険料が高い。
だから最終的に、バイクの盗難リスクは自分で享受するしかない。
注:盗難リスクに関しては転嫁策の前に、回避策、軽減策としてロックをかけるとか、保管場所に気をつける事が大事。
こういう残ったリスクは、最後は「保有」するのだけれど、これがリスクマネジメントの一巡したゴールだ。
バス釣りのリスクマネジメント。
アラフィフとうちゃんの自宅からほど近いところに流れる相模川。
相模川は鮎の友釣りで有名な所だ。
残念ながら毎年、鮎釣りの人が川で溺れたというニュースが流れる。
川が増水している時って、人が少ないから狙い目と思って川に出てるんだろうか・・・。
そんな事故の背景には、自分だけは事故に遭わないと思ってる事があるのかもしれない。
でも、アラフィフとうちゃんは「事故は起こるもの」という発想を持って、行動の起点としている。
バス釣りに関して言えば、ウェーダーを買ってからは城山ダムの放水量をチェックするようになった。
基本的にダムからの放水量は20t前後が目安。
それ以上の時は相模川は増水していて、流れが急になっている可能性が高い。
だから決してウェーダーを着て本流でルアーを投げようとは思わない。
人が少ないので、そんな日は確かに狙い目ではある。
でも、それって見方を変えると川で流された時、気付いてくれる人が他にいないという事だ。
今日の放水量は約40t。
水位も平位より25㎝高いとの事。
ウェーダーを着て相模川の本流で釣りをするのはまだお預けかな・・・。
ウェーダーが届いたよ。これでバスフィッシングの幅が広がるね。
SUPのリスクマネジメント。

SUPのリスクマネジメント、大原則は風速3m以上の時は絶対に海に出ないという事。
でも、海の天候ってとても変わりやすい。
天気予報で風速をチェックしても、当たらない事がある。
ましてや海上の風速なんて、コロコロと変わる。
だからリスクマネジメントとして、SUPに取り付けるモーターを買った。
アクアマリーナのBlue drive Power Finだ。
この間、鳥取県警がパトロールの一環としてSUPを取り入れると言うニュースをネットで見た。
いや、正直、そのニュースを見て呆れてしまった。
その警察官、マジで屁っ放り腰でパドルを漕いでいる。
ライフジャケットを着ているけれど、ウェットスーツは着ていない。
服装は警察の制服のままだ。
海に落ちて漂流したら体温が奪われて多分、ダメだろうね。
これ、警察の誰が考えたんだろう?と頭を抱えてしまった。
もし、SUPに乗った警察官が遭難したら、海上保安庁に通報するんだろうか?
その時、海上保安庁の人に海をナメるなと真剣に怒られると思う。
こうやってアラフィフとうちゃんのリスクマネジメント論について、ズラズラと書いてみた。
でも、一番僕が大切にしてるのは、第六感みたいなものなんだけどね。
バイクでもSUPでも、昔やっていたサーフィンでも、今日はヤバいかもと思ったら絶対に中止した。
結構、こういうのが大事だったりするものだ。
昔、サーフィンやってたよ、リストラとうちゃん。