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アラフィフとうちゃんが住む神奈川県もなかなかの立ち食いそば天国。
立ち食いそば好きが足繁くに通う名店がひしめいている。
立ち食いそばのお店って、朝早くから営業をしている所が多い。
バイクに乗る時は、早朝に出掛ける事が多い僕にとっては有難い存在だ。
そば処あさひ@大和市。

神奈川県で一番の名店と言っても良いかもしれない。
それくらい、そば処あさひのレベルは高い。
立ち食いそば好きの中には、あさひの近くに引っ越したいと言う強者もいるくらいだ。
とにかく、出汁が旨い。
ひとくち、丼のつゆを飲むと口の中に出汁の香りがイッパイに広がる。
出汁を取るのにふんだんに削り節を使っているのだろうな、という事は容易に推測が付く。
メニューのほとんどが一杯500円もしないのに、材料費をかけて大丈夫なのだろうかと心配の念すら抱いてしまう。
あさひは建設会社のオーナーが経営している。
世の中の働く人に、美味しくて健康的な物をたくさん食べてもらいたいという気持ちからこのお店を開いたそうだ。
健康的というキーワードの通り、使っている食材はこだわりの物が多いようだ。
こちらのお店、そばも美味しいけれど、サイドメニューもオススメ。
中でもアラフィフとうちゃんが好きなのが、スパムむすび。
ごくごく普通のスパムむすびなのだけれど、これが何故かそばとよく合う。
常連さんたちは、決まってスパムおむすびを注文するという人気の一品だ。
そしてもう一つ、このお店で特筆すべき事がある。
それは店員さんがみんな元気という事。
女性ばかりのお店で、とにかく、皆さん元気が良い。
そば処あさひでそばを食べると、本当に元気になれる。
リモートワークで主夫となったとうちゃん、そば処あさひへ。
相州そば@関内本店。

関内にある相州そば。
相州そばは相鉄線沿線に多くの店舗を構える立ち食いそばのお店。
名前に相鉄の相の字があるけれど、果たして相鉄グループの会社なのかどうかは僕も知らない。
面白いのが、ここ関内本店は他の支店と明らかに味が違うという事。
間違いなく、支店よりも本店のそばは美味しい。
関東特有の濃い目のつゆに、抽出麺。
つゆは鯖節が効いていて、口の中ではっきりとその輪郭が伝わってくる。
どれを取っても立ち食いそば王道の一杯だ。
こちらのお店も朝早くから営業していて、場所柄タクシードライバーなどのお客さんでいつも賑わっている。
アラフィフとうちゃん、グラストラッカーで横浜まで早朝ツーリングに行った時はいつもここで一杯のかき揚げそばを頂く事にしている。
どん八@生麦。

場所柄、トラックドライバーとかガテン系のお客さんが多い生麦のどん八。
汗をかく職種が客層だからか、そのそばつゆは少し濃い目。
そんなそばつゆには、モチっとした抽出麺がとても良く合う。
そばを手繰ってスルスルっと一口。
うん、間違いなく美味しい。
いつもどん八でオーダーするのはやっぱりかき揚げそば。
かき揚げは大ぶりに切られた玉ねぎがタップリと入っている。
そばつゆを吸った頃を見計らって食べるのが最高。
たまに春菊天も食べるのだけれど、大きめの春菊は香り豊かでこちらもオススメだ。
お店はわりかし狭くてカウンターのみ。
最近では立ち食いそばと言いつつも、イスが用意されているお店がほとんど。
でも、どん八は昔ながらの立ち食いスタイル。
ササッと食べて、ササッと出て行くのが通というもの。
昭和の日。生麦のどん八でそばをたぐる
そば八@厚木。

立ち食いそばの名店は、横浜だけにある物じゃない。
ここで紹介するのは厚木を代表する立ち食いそばの名店、そば八だ。
国道129号線を曲がり伊勢原方面へ。
するとすぐにそば八のお店が見えて来る。
東名厚木インターも近く、目の前の道路は広めなので、客層はトラックドライバーとか営業のサラリーマンなんかが中心。
トラックドライバーがたくさん訪れる店って、美味しくない店はないと思う。
そば八、そば以外のメニューも豊富だ。
そばの他、定食物が多い。
お店の人はとても気さくで、常連さんらしき人達とはとても楽しげに会話をしている。
ふと気付くと自分以外のお客さんはみんな、お店の人と話をしていたりする。
つまり、そば八は常連さんが圧倒的に多い店だという事だ。
アラフィフとうちゃんは早朝のバイクツーリングの帰りにそば八に立ち寄る。
お店の人と会話を交わすことなんて、ほとんどない。
僕も早く常連にならなくちゃな、といつも思う。
お店の雰囲気も味のうち、だ。