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立ち食いそばに救われた感がある。
唐突な言葉に、何を言ってるのか分からない人がほとんどかもしれない。
とにかく、僕は立ち食いそばに助けられた。
そういう事だ。
本気でダイエットに取り組んでから、ラーメンを控えて代わりに立ち食いそばにした。
おかげでピーク時67kgくらいはあった体重が、今では61kgを切るぐらいをキープ出来ている。
僕と同じような境遇のアラフィフ世代のとうちゃん達へ。
ラーメンやめて、立ち食いそばにしたらダイエットもうまく行くと思うよ。
立ち食いそば愛が止まらない。
天亀そば@神田駅南口

尤も、立ち食いそばと雖も食べ過ぎると太るので注意は必要だ。
その辺は自己責任という事で。
早速本題に入るのだけれど、まずは神田駅南口にある天亀そば。
その佇まいは昔ながらの立ち食いそば店という感じ。
24時間営業の立ち食いそばである。
なので、このお店はガテン系とかタクシードライバーといった客層が多い。
ゲソ天そばとかかき揚げそばを頼むと、たまに野菜の天ぷらが追加されて供される事がある。
この辺は多分、お店のおばちゃんの気分でそうなるのだろう。
そこがこのお店の良い所だ。
ゲソ天の他にしその天ぷらなんかを入れてもらうと、なんか今日は良い日だなっていう気分になる。
こういう小さな幸せが人生では必要。
美味しいゲソ天そばが食べたい。
けれど、日暮里の一由そばまで行く時間はない。
注:東京でゲソ天そばと言えば、やっぱり日暮里の一由だ。
【東京朝ごはん】一由そば(日暮里)
そんな時に重宝するのが神田駅南口から徒歩2分くらいの所にある天亀そば。
会社の近くにあるっていうのが嬉しい限り。
天亀そばのゲソ天そばも一由そばに負けず劣らず、なかなかだ。
繰り返すけれど、お店の佇まいは昭和の時代からあるような、典型的な立ち食いそばのお店。
お店もおばちゃんが切り盛りしている。
こういうお店、いつまでも続いて欲しいものだ。
六文そば@神田須田町店。

昔は東京の至る所にあった六文そば。
以前は神保町にもあって、昔はよく行ったものだ。
浜松町にも2店舗あったけれど、確かこちらは閉店したはず。
どうやら、後継者がいないのが理由らしいね。
神田で今でも営業している六文そば神田須田町店は、アラフィフとうちゃんにとっては貴重な存在だ。
六文そばといえば、特徴は豊富な天ぷらのラインナップ。
いつも何をトッピングしようかと迷うのだけれど、結局はゲソ天そばを食べてしまう。
一由そばの店主も元々は六文そばの出身だ。
会社に行く前に美味しいゲソ天そばを求めて御茶ノ水駅で電車を降りる。
徒歩で六文そば神田須田町店へ。
そして、六文そばでゲソ天そばを食べてから、また歩いて会社のある大手町に向かうのである。
ダイエットも兼ねていると思えば、「食べてしまった」事への罪悪感も少しは相殺出来る。
六文そば神田須田町店、朝の早い時間からやっている。
だから必然的に客層はやはりガテン系とかサラリーマンが多い。
カウンターが混んでいる時は丼を持って、外で食べるのが常連の習わし。
お店の外で食べる立ち食いそばというのも、なかなか乙なものだと思っている。
ゲソ天によく合う、濃い目のつゆは立ち食いそば好きの心を掴んで離さない。
六文そば須田町店。リストラとうちゃんの立ち食いそば日記。
二葉@神田駅南口

二葉と言えば、秋葉原にある立ち食いそばの名店。
アラフィフとうちゃんも、ここのあさりかき揚げそばが食べたい時は、出社前に秋葉原まで遠回りしてでも行っていたものだ。
その二葉が会社近くの神田駅南口に出来た。
立ち食いそば好きにとって、こんなに嬉しい事はない。
オープン当初は、おかげでかめやに足を向ける回数がめっきり減ってしまったくらいだ。
立ち食いそばと言っても、最近では椅子があるお店が多い。
椅子があると女性も利用しやすくなるからね。
そんな中でも二葉は頑なに立ち食いスタイルを貫いている。
そういう在りようがアラフィフとうちゃんは好きだ。
二葉、特筆すべきは豊富な天ぷらのメニュー。
いかかき揚げ、あさりかき揚げ、そして豊富な野菜天ぷらの数々。
もし開店して間もない時間に二葉を訪れた時、いかかき揚げがメニューに残っているようなら、是非注文する事をおすすめしたい。
二葉のいかかき揚げは、常連の中で一番人気のメニュー。
昼時には売り切れになってしまうので、ある時には食べておいた方がいい。
そして二番目におすすめなのが、あさりかき揚げ。
大粒のあさりが5〜6個入っていて、噛むと口の中にその旨味が広がる。
この二葉こそが立ち食いそば界隈、名店中の名店という人もいる。
立ち食いそば日和。神田、二葉にて。
かめや@神田駅西口店。

確かに二葉も名店だとは思う。
でも、アラフィフとうちゃんはかめやの方が好きかもしれない。
新宿の思い出横丁、新橋、そして神田駅には南口だけでなく西口にもお店を構えるかめや。
その値段の割にそば、つゆ、そして天ぷらはしっかりした物を供してくれるお店だ。
そばは少し粉っぽいと言う人がいるかもしれない。
でも、そばの喉越しの良さは立ち食いそば界隈では、ダントツだと思う。
柔らかい抽出麺を使うお店が多い中、そばらしい喉越しと香りのそばがこの店では味わえる。
神田駅西口のかめやは思い出横丁にあるお店と違って、いか天もメニューに加わっている。
かめやって、お店によって微妙にメニューが違うのが楽しい所。
動脈乖離、動脈瘤で長い入院をした後、退院して真っ先に向かったのがこのかめやだった笑。
立ち食いそばのお店って、麺は抽出麺を使っている事が圧倒的に多い。
個人的には抽出麺は「冷やし」ではあまり美味しくないと思っている。
その点、かめやのそばは抽出麺を使っていない事もあって、「冷やし」もなかなかだ。
【東京朝ごはん】晩秋、神田のかめやで天玉そば。
PS 今日、仕事から帰って来て体重計に乗ったら60kgを切っていた。
ここの所、ダイエットのために立ち食いそばも我慢していたけれど、少し食べても良いかもね。