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バス釣りでフロロカーボンのラインを使うのはもうヤメた。
とにかくライントラブルが多過ぎる。
昨年から始めて、約1年2ヶ月が経ったブラックバス釣り。
もう初心者の域でもあるまい、とそれまで使っていたナイロンのラインから生意気にもフロロカーボン換えた。
フロロカーボンはナイロンより強度がある。
でも、考えてみたら強度がなくて困るほど、大きなバスは釣らない(釣れない)。
フロロカーボンのラインに換えて強度はあるけれど、それと引き換えにライントラブルがメチャクチャ増えた。
アラフィフとうちゃんのバス釣り。大神スポーツ広場横。
僕は魚を釣るという事よりも、魚釣りに行く事自体が楽しいと思っている。
そんな楽しいはずの釣行で、見舞わられる思いがけないライントラブル。
全然、楽しくない。
それならば、という事で原点回帰、プライドも何も捨ててナイロンラインに戻す事にした。
繰り返すけれど、ラインに強度が必要な程、大きなブラックバスは釣れないのでナイロンでも特に問題はない。
あの人、今どきナイロンなんて使ってるよ・・・。
万が一、バス釣りポイントで他のバサーにそう思われても、どうって事ない。
人の目よりも、自分が楽しいと思えるかの方が僕にとっては重要だ。
思い返してみれば、僕の人生、そんな事の繰り返しだったかもしれない。
波乗りをしていた頃、少し上手くなったからと言って、ケリースレーターモデルの板を買った事がある。
波の上でブン回せるように細くて薄い板なので全然、浮力がない。
それまで、波の上でそれなりに板を動かせたのに、ケリースレーターモデルの板は思うように動いてくれない。
それは当然だ。
ああいう板はプロだからこそ、扱えるのである。
僕みたいな、少し波に乗れるようになって天狗になったサーファーが手を出してはいけない代物だったんだ。
今、フロロカーボンも同じだと思っている。
バス釣りを始めて、少し時間が経った。
キャストも上手くなったし、たまには釣れるようにもなった。
もう僕も初心者じゃない。
強度があった方が良いし、バスが喰った時の感度も良いし、そろそろフロロカーボンなんていいんじゃね?
そう思うようになった。
ラインって何使ってます?
バス釣りポイントで他のバサーに聞かれた時、まさかナイロンなんて言えない。
そんな虚栄心もあって、ナイロンを卒業してフロロカーボンに換えたけれど、それが過ちの始まりだった。
ルアーを投げるとラインがガイドに引っかかってモシャモシャになる。
この前のブログでも言ったけれど、それってロッドのガイドが悪いのかもしれない。
注:もちろん一番の理由は腕、なのであるが。
僕はバス釣りではアブガルシアのホーネットスティンガープラスを使っている。
バイクとか自転車でバス釣りに行くには、モバイルモデルという機能が欠かせない。
背中のリュックにコンパクトに収まるロッド。
この条件でバスロッドを探して、やっと気に入ったモデルに出会った。
だからガイドの性能が悪いという事で、この利便性を手放す事は出来ない。
注:ラインのモシャモシャ、一番の原因は「腕」である事は十分に理解している。
それならば、見栄を満たす事でしかないフロロカーボンより、巻き癖がつきにくいナイロンラインに戻せば良い事。
ズラズラと長くなったけれど、そんな事でフロロカーボンはもうヤメたのである。
フロロカーボンのモシャモシャから解放され、これからはストレスなくバス釣りを楽しみたい。
相模川のほとりにて。ブラックバスは釣れなかったけどね。