この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です。

アラフィフとうちゃん、資産のポートレートを見直す事にしたよ。
50歳を過ぎて、なんで今更見直しをするか。
以前はオリンピックが終わったら投資はおしまいと思ってたのにね。
契機は、日本の財政はもうすぐ破綻すると思うに至った事。
もし、今僕に潤沢な資産があったとしたら、すぐにでも日本を抜け出したいくらいだ。
でも、残念ながら潤沢な資産はないので、それは出来ない笑笑。
だから、せめて日本の破綻後を見据えた資産のポートフォリオにしておこうかと思った次第。
いや、マジで日本はオワコンだわ・・・。
参院選挙の争点、なんか変な感じ。

とにかく不思議なのが、この間の参院選挙でなんで財政再建が争点にならないのか、という事。
GDP比250%の国債。
先進国と見比べても異常な水準だ。
しかも日本の国債の半分は日銀が保有していると言う事。
なんでこんな事が罷り通るのか、考えてもよく分からない。
最近、中央省庁の若い官僚がどんどん辞めていると言う。
省内での仕事がガチでブラックという事が理由なんだろうけどね。
国家公務員になったかあちゃんの労働環境も、マジで異常だし。
一方で、中央省庁の中から日本を見渡すと、財政の行先がどん詰まりだという事がよく分かるからなんだろうなとも思う。
要は自分が泥舟に乗ってるのがよく分かるという事。
しかもその泥舟の船頭がどうしようもないのばっか。
そりゃ、逃げ出さない方がおかしいと思う。
こんな事態なのに、参院選で財政難、財政再建が争点にならないというのは僕には異常としか思えない。
もう待ったなしの状況なのに・・・。
まあ、もう議論しても遅いって事なんだろうか??
だから臭い物には蓋をしようという事かもね。
そういうの、日本の政治家って本当に得意だから・・・。
リストラ寸前のとうちゃん、投資の事でかあちゃんと喧嘩する。
円安はまだまだ続くよ、多分。

これは私見だけどね。
この円安はまだまだ続くと思う。
日銀の黒田総裁、今の円安は許容範囲内で経済立て直しのためには金融緩和はまだまだ継続すると言っていた。
正直、これには驚いたけどね。
まあ、本音で言えば金利を上げれば国債の半分を保有している日銀は債務超過に陥るから、円安対策も出来ないって事なんだろう。
という事は当分、円安は続くって事か。
であれば、ドル定期預金でも始めようかなと思っている。
今まで外貨預金ってしていなかったけどね。
為替変動で、金利分なんていっぺんに吹っ飛ぶし、元本割れっていうリスクもあるし。
でも、これからは円を持ってる事自体がリスクになるかもしれない。
為替リスクよりもそっちのリスクの方が大きいように思えて来た。
仮に今130円台で推移している為替が、万が一100円台とかに持ち直して為替差損が発生したとしても、その差損はリスクヘッジの為の保険料だったと思えば良いかと。
投資もダイエットも成功するのは同じ人。
実物資産寄りで運用しようかと。

今は国債を金融機関が引き受けてるけどね。
これが引き受け手がなくなったら、それこそもう日本はおしまいだ。
防衛費増強については、基本的には賛成だけれども。
ロシアのウクライナ侵攻を見ると、待ったなしの問題だという事は分かる。
でも、財源はどうするんだろう?
まあ、やっぱり国債か増税なんだろうけど・・・笑笑。
これから、世界の至る所で地政学的な問題って起こってくると思う。
政治家にしてみたら、目の前の問題をとりあえず解決するために国債を発行して・・・ってなるんだろうね。
もしくは参院選もとりあえず終わったんで、増税っていう方に行くかな?
増税で行くにしても、これまで積み上げた借金はやっぱりそのまま。
その先にある借金をどうやって返すか?という問題はやっぱり、蓋をする。
もう完全に自転車操業状態だ・・・笑笑。
そんな日本の財政状況に投資家が見切りを付けるのって、早い気がする。
そうなれば、スーパーインフレが起きて僕らアラフィフ世代の年金なんて、無いに等しいという事になる。
ちょっと前までは、4歳年下のかあちゃんが国家公務員に中途採用されたのって、僕にとっては60歳以降65歳までのつなぎ年金を手に入れたようなものだと思っていた。
けれど、国が財政破綻したら、真っ先に影響を受けるのが国家公務員だ。
そんな事で自分の老後の設計、ゼロから考え直そうかと思っている。
これからの資産運用は、実物寄りで行く。
具体的にはドルの外貨預金の他、金も買い増ししておこうかと。
金の定額購入は少し前から始めている。
その割合をもう少し上げるつもり。
そういう意味からは長期投資前提で、REITもポートフォリオに組み入れる候補に上がるね。
10年くらい前に、某中央省庁の局長と二人で飲んだ事がある。
その時点で、その人はスーパーインフレは間違いなく来ると言ってたっけ。
投資はしても、投機はしないよ。