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行って来ました、トップガン マーヴェリック。
やっぱりGPZ900Rのオーナーとしては観に行かねば、って事で。
トップガン マーヴェリックにも初代Ninjaが登場すると知った時、すごく嬉しく思ったものだ。
アラフィフとうちゃん、春の湘南をバイクで走る。
トップガンから36年。GPZ900Rのオーナーになって17年。

最初のトップガンが公開されたのが1986年。
僕はまだ高校二年生だった。
若かりし頃のトムクルーズは、やっぱり周りの女子には大人気。
当時、付き合っていた1コ上の子もキャアキャア言ってたっけ。
僕とじゃなくて、友達とトップガンを観に行くと言う。
そんな事に少しだけ嫉妬した事も今となっては懐かしい。
で、僕はと言うと、当時は波乗りに夢中だった事もあって、あまりトップガンには興味は無かった。
世間ではトムクルーズの髪型とか、彼が着ていたMA-1が流行ったけれど、当時の僕はどこ吹く風という感じだった。
そして僕がGPZ900Rを手に入れたのは2005年の事。
本当なら、資力があったのならZ1が欲しかったけれど、その頃ですらZ1はもう手が届かないほど高騰していた。
で、消去法で辿り着いたのがGPZ900R。
Ninjaはまだ、当時ではそこまで高くはなかったからね。
今ではこれが?と思う程度のGPZ900Rに、200万円とかいうプライスが平気で付いている事に驚いてしまう。
GPZ900Rを選んだ理由の中には、やっぱりトップガンの影響はあったと思う。
当時、付き合ってた子が夢中になっていたトップガンに登場するバイク。
今だから恥ずかしくもなく言えるんだけどね。
当時の僕は、1コ上の彼女に夢中だった。
年上だったから、僕は彼女と二人でいる時はいつも背伸びをしていた。
オレを子供扱いすんなよ、って感じで笑。
結局は彼女が大学に進み、僕が高校3年生になって、すれ違いが原因で別れてしまったのだけれど。
あれから随分と時間が経ったけれど。
もし僕がトップガンに出て来たGPZ900Rに乗ってると今、あの子が知ったらなんて思うだろう。
当然、そんな事はないのだけどね。
風の便りで知ったのだけれど、彼女は英国人と結婚して今はロンドンに住んでいるらしい。
彼女、ロンドンでトップガン マーヴェリックを観るのだろうか。
GPZ900R、やっぱり僕には縁があるバイクのようだ。

最初のトップガンはビデオで観た。
で、二作目はもちろん、かあちゃんと二人で観に行った。
アラフィフなもんで、自宅近くのイオン座間では夫婦二人で2,200円で観る事が出来る。
GPZ900Rとかあちゃん。
ここにも縁があってね。
生前は知らなかったのだけれど、かあちゃん方のお父さんも以前、GPZ900Rに乗っていたらしい。
お葬式の時、かあちゃんのいとこからそんな話がいきなり出て来てすごく驚いた。
かあちゃんもそんな事は知らなかった。
何か、GPZ900Rには縁があるように思えたエピソードだ。
厚木基地とGPZ900R

離陸するF14の横をGPZ900Rで走るトムクルーズ。
やっぱりトップガンと言えば、このシーンだ。
自宅の近くに厚木基地がある。
今でこそ、艦載機は岩国基地に移籍したので、ここら辺をF/A-18が飛ぶ事はかなり減った。
でも、以前はもう毎日のように頭の上をF/A-18が轟音を立てて飛んでいたものだ。
お世話になっているバイク屋さんは、厚木基地の近くにある。
厚木基地の滑走路横を走っている道を通って、そのバイク屋さんに行くのだけれど、それだけで気分はトムクルーズだ笑笑。
一度、F/A-18が離陸する所にちょうど出会した事がある。
あんだけ短い滑走路で飛び立つんだから、そのエンジンの出力はハンパじゃない。
僕のGPZ900Rもかなり轟音だけれど、離陸するF/A-18のジェットエンジンのそれは比ではなかった。
飛び立つF/A-18。
その下を走る僕のGPZ900R。
思わずいつも以上にアクセルを開けてしまった笑笑。
すごく興奮したのだけれど、今ではなかなか遭遇出来ない場面だ。
トップガン マーヴェリック、面白かったね。

して、トップガン マーヴェリックの感想。
冒頭シーンでDanger Zoneが流れたり、GPZ900Rで疾走するトムクルーズのシーンがあったりで、もう最初から鳥肌が立ちまくりだった。
ヒロインのペニーって誰?って感じだったけれど、スマホでググって謎は解決。
F-14が今回のトップガンでも出て来たってのは、ちょっとやり過ぎ感があるけれども笑。
でも、総じて面白かったし、役者としてのトムクルーズ、やっぱり凄いと思ってしまった。
来年、ミッションインポッシブルの新作、やるようなのでこちらも見逃すまい、と思う。