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来週末頃、関東は梅雨入りするとの事。
そうなると、この土日は梅雨前の貴重な晴れた休日という事になる。
ならばGPZ900Rをガレージから引っ張り出して、久々に宮ヶ瀬まで走ってみようか。
早朝からガレージの扉を開けて、GPZ900Rのエンジンに火を入れる。
アラフィフとうちゃんのGPZ900R、TMRが不調になる。
宮ヶ瀬、青葉が茂る季節。

今朝は早朝3時に起きる。
おやすみ〜。
僕が起きるのと入れ替えに、この時間まで起きていたかあちゃんが寝室に向かう。
福岡に住んでいた時、かあちゃんも大型二輪の免許を取得した。
けれども、彼女はもはや自分がバイク乗りという自覚を持っていない事と思う。
果たして最後にかあちゃんと一緒に走りに行ったのは、いつの事だっただろうか??
そんな事を考えながら、サーモスにコーヒーを注いで出発の準備。
窓の外はうっすらと明るくなり始めている。
ウェザーニュースでこの日の気温をチェックすると、座間も宮ヶ瀬も20度を切るくらい。
宮ヶ瀬の山を風を切って走ると、少し肌寒く感じる気温だ。
そう思い、この日はインナーを外したHYODの革ジャンを着て出掛ける事にした。
この季節、バイクで走るには本当に良い時期。
時間はまだ早朝の4時台だというのに、途中の道ではたくさんのバイクとすれ違う。
けれど、この日は幸いな事に元気の良いバイクが後につく事はなかった。
おかげで自分のペースで走る事が出来て、宮ヶ瀬までストレスフリーのプチツーを楽しむ事が出来た。
やっぱり革ジャン、着て来て正解だ・・・。
宮ヶ瀬の山まで来ると、革ジャンの襟元から入って来る風は少し冷たく感じた。
宮ヶ瀬、迎えてくれたのはお猿さんとか猫ちゃん。

ここの所、体調があまり良くない事が続いていた。
そんな事もあって、GPZ900Rに乗ったのは久しぶり。
おかげでTMR-MJNに換えているGPZ900Rのアクセルワークを少し忘れている自分がいる汗。
不用意にアクセルを開けると、思っている以上に体が車体の加速に置いていかれる。
感覚を思い出すまで、少し時間が掛かった。
鳥屋の坂道を登ると、次はT字交差点を右折して湖畔の道に入る。
本当なら、ここからはさらにアクセルを開けたくなる道だ。
けれど、この時間帯って野生の鹿が道にたくさん出て来たりする事も。
そんな予感がする時って、かなりの確率で当たったりするものだ。
だからこの日は宮ヶ瀬の湖畔はゆっくりと流す程度にして走った。
結局、幸いにも行き帰りも道の上で鹿に出くわす事はなかったんだけどね。
代わりに宮ヶ瀬で僕を歓迎してくれたのはお猿さんとか、湖畔で暮らす猫ちゃんとか。
ここの猫ちゃん、あまり人間には慣れていない。
近寄るとすぐに逃げてしまうし、カメラを向けてもなかなかシャッターチャンスは与えてくれない。
かろうじてトラ猫くんが写真一枚だけ、応じてくれた。
とりあえず、それに満足して自宅から持って来たコーヒーを飲んで一休み。
アラフィフともなると、こういう一休みも長くなる傾向にある笑笑。
その帰り道。
道路の脇には苔で覆われた木々が見える。
こういう自然の中をバイクで走れる事に、この上ない幸せを感じずにはいられない。
アラフィフとうちゃん、宮ヶ瀬を電動アシスト自転車で走る。