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今日は午後から横浜で所要があるので。
せっかくなので早めに家を出て、横浜をあてもなく歩いてみようかと。
片手にはRICOHのGRⅡ。
散歩にはGRⅡを持って。

あまりこのブログでは写真の事を書いていない。
けれど、アラフィフとうちゃんはどこに行くにもカメラをいつも持って歩く。
愛機はRICOHのGRⅡ。
会社に行く時も少し重いけれど、鞄の中に忍ばせている。
ブログで写真の事に触れないのは、その腕前に自信がないから。
ここで載せて、ブログを見てくれている人に共感を得る事はあまりないかな、と。
それでも写真が好きなのは、その時間を切り取って手元にいつまでも置いておけるという事に理由がある。
何気ない構図の写真でも、それを見ればその前後の出来事さえ思い出す事が出来る。
街を歩く時は、写真で撮った時の構図なんかを意識して風景を見ている事が多い。
無意識にも、そう見ている事も。
だからそんな時に鞄の中にGRⅡが入っていないとすると、やってしまったっていう気分になる。
そういう時に限って、一期一会の風景に出会うものだ。
みなとみらい新高島町駅近くにて。

この写真、横浜、みなとみらい新高島駅近くのビルで撮ったもの。
それにしてもこの辺、大いに変わったものだ。
しばらく来ないうちに新しいビルがどんどん出来ている。
ふと見上げると複数のビルが組み合わさって、幾何学的な空が見える。
少し前のみなとみらいなら、こんな空はなかった。
幾何学模様の空は、これ以上増えないといい。
野毛の都橋。

今日は午後から横浜で所用がある。
なのでその前にビールをイッパイ、なんてワケにはちょっと行かない。
桜木町を過ぎて野毛の辺りにくると、何だかウズウズしてくる。
ここ、野毛には魅力的な店がたくさんあるからね。
(もちろん昼から飲めるお店、という意味で)
そんな誘惑に負けまいと心を強く持ち、関内の方面へ。
そのうちまるでそこだけ、昭和の時代から時間が止まってるかのような景色に出会う。
野毛の都橋。
大岡川の川沿いに並ぶスナック。
何とも昭和の佇まいだ。
昔、会社に入ったばかりの頃、上司に連れられて新宿界隈のこういう類のお店に行った事がよくあった。
当時は大人って、こう言う店が好きなんだな・・・と思ったものだ。
なにしろ、その上司、お店のママに対して会社では見せないような笑顔をしていたからね。
僕もこういうお店が好きになるんだろうか??
その頃、新宿のスナックを訪れるたびにそう思ったものだ。
でも、アラフィフになった今の僕でも、自分からこう言うお店に行きたいと思ったことはない。
店構えは何だか、好きだけれども・・・。
馬車道のイタリアン。

逆に大人になったら、休日にはこう言うお店にふらっと入るような人になりたかった。
散歩の途中にふと見つけたお店に入って、一杯のワイン。
そんな大人に憧れたものだ。
でも、今の僕はイタリアンと言うより、立ち食いそばの方に心惹かれる笑笑。
まあ、生き方としては今のこの人生、そして毎日、楽しいと思えているのでこれで良し。
【湘南朝ごはん】Pacific DRIVE-IN@七里ヶ浜。