この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。

今日は長男のゆーと、お昼にラーメンを食べに行く約束をしている。
その前に。
日課の筋トレをして、それからウォーキングがてら、イオンモール座間までコーヒー豆を買いに行く。
本当はダイエット中なんだけどね。
でも、ダイエットよりも大事なものがあるワケで。
リストラとうちゃん、息子の将来について考える。
アラフィフとうちゃんの教育論。親子二人、大事な話はラーメン屋で。

いよいよ、長男のゆーは春から受験生になる。
直接、とうちゃんとかかあちゃんに言ってくる事はないのだけれど、彼なりにいろいろ不安に感じていたり、悩みなんかもあるようだ。
一応、とうちゃんもかあちゃんも大学受験は経験している。
もうウン十年も前の事だけどね。
でも、偏差値40を切るド底辺から勉強を始めて、70以上を出す事が出来た経験がある。
そんな経験からゆーには何らかしらのアドバイスは出来るはずだ。
年頃の年齢という事もあって、あまり自分の悩み事は表には出したくないらしい。
だから家族3人揃っている所で、ああだ、こうだと講釈を垂れるシチュエーションは避けた方が良いだろうと判断した。
な、明日のお昼、二人で来来亭に行かね?
そう言って、ゆーを誘い出す事にした。
大事な話をするのなら、ラーメン屋に行くのが一番。
アラフィフとうちゃんがこう誘った事で、ゆーも本当の目的があるというのは察しているようだ。
アラフィフとうちゃんは勉強しろとは絶対に言わない。

僕はゆーに勉強をしろとは、今まで一回も言った事がない。
勉強しろと言われてする勉強は、絶対に身に付かないと思っている。
僕自身がそうだったからね笑。
親として僕がゆーに教えて来た事は、彼がどうしたら幸せになれるかという事だけ。
人生において自分のしたい事を見つけて、それを実現するという事も一つの幸せだと僕は思っている。
まだまだ人生、発展途上のゆーにとってその実現のために勉強が必要であれば、すればいい。
その上で、勉強するかどうかは彼が決める事だ。
だから僕は小中高とゆーに勉強をしろ、と言った事は一度もなかった。
人生のヒントは与える。
そして親として可能な限りのチャンスは彼に与えて来たつもり。
そういう事を全部踏まえて、最後に自分の人生の方向を決めるのはゆーに任せて来た。
それと、自分で決めた事なのだから、自分で責任を持つと言う事もね。
大学受験もそのうちの一つ。
結局は大学受験をするという事は、彼が自分で決めた。
多分、将来の自分の目標を見据えると、大学に行く必要があると考えたのだろう。
でも、そう決めたとしても、まだまだゆーは17歳だ。
人生、経験が足りない。
壁にぶつかった時に、それをどう乗り越えて行けば良いのか、その方法が分かっていないのだ。
だから悩んでいる。
そういう時には親として、人生の経験は彼より多い訳だから、それなりにアドバイスは出来る。
今回は具体的に言うと、受験の事。
第一志望の大学は決めているようだけれど、果たして合格するのだろうか・・・。
多分、彼の悩みってそういう事じゃないかなと思っている。
幸い、僕も大学受験の時には同じような悩みを抱えていた事は、今でもハッキリと覚えている。
そして、その悩みを僕なりに考えて乗り越えて来た。
その辺の事って、時代は変わっても受験生の悩みとしては不変だと思う。
だからウン十年も前の事だけど、僕の経験はゆーに参考として話をしてあげても、全く役に立たないという事はないだろう。
2022年ゆー受験の年。親子で成長せねば。

どうやらこの2022年は長い年になりそうだ。
ゆーの高校受験の時もやきもきしたけどね。
でも、ハードルの高さで言ったら、大学受験は高校受験のそれとは比べものにならない。
勉強しろというのは簡単。
でも、それって実は親が不安で仕方なくて、その矛先を子供に向けているだけの事。
とりあえず、勉強しろと言っていれば自分の心の中の不安は和らぐ。
僕はそれが分かっているから、それをしない。
本音で言えば、僕の中にも親としての大きい不安はあるのだけれどね・・・。
だけどこの一年、それを表には出すまい、と思う。
そう、2022年は親としても成長の年と言う事だ。