この記事を読むのに必要な時間は約 6 分です。

今日はギョサンを買いに葉山のげんべいまで車でドライブ。
昔から、ビーサンの類はげんべいで、と決めているアラフィフとうちゃんなのであった。
昨日に続いて今日も天気が良く、湘南はどこも人で賑わっていたっけ。
かあちゃん、ヴィーガンになる。

昨日の事。
かあちゃんが僕に明日、腰越まで行かないか?と聞いて来た。
なんでも腰越にある一風堂の湘南seaside店で、植物系スープのプラントベース赤丸なるラーメンを食べたいのだと。
このプラントベース赤丸、要はとんこつとか魚介系なんかの動物系スープは一切使っていないというもの。
かあちゃん、果たしてヴィーガンにでもなる気なのだろうか・・・。
彼女も年齢的にはアラフィフの仲間入りを果たしている。
そう言えば、体臭は食べるもので全然変わって来ると、最近、えらい気にしていたっけ。
それがアラフィフにもなると、顕著に表れるようになるんだとかあちゃんが言っていた。
昨日は家族を放っておいて、アラフィフとうちゃん、一人でSUPを存分に楽しんで来た。
だから今日はかあちゃんにそう言われては、断る訳にはいかない。
プラントベースの赤丸は一風堂の中でも店舗限定、かつ数量限定との事。
腰越の湘南seaside店は10:30には開店すると言う事で、ブランチを兼ねて行く事となった。
普段、家族でラーメンを食べに行く時、話を切り出すのはいつも僕だ。
今回みたいにかあちゃんがラーメンを食べに行きたいと言い出すのは、僕の記憶ではここ数年無かった事だ。
普段、好き勝手に遊ばせてもらっている罪滅ぼし、こういう時にしとかなくちゃね。
もちろん、かあちゃんがオーダーしたのはプラントベース赤丸。
アラフィフとうちゃんもどうしよかと迷ったのだけれど・・・。
今日はこの後の車の運転はかあちゃんが担当する約束になっていた。
ビールを飲むのなら、やっぱりとんこつのコッテリしたヤツの方がいい。
迷った挙句、結局、アラフィフとうちゃんが頼んだのは白丸のラーメン(麺はバリカタ)。
餃子も頼んだのだけれど、もちろんかあちゃんは手を付けようとはしない笑。
湘南seaside店は建物の2階にあるので、江ノ島の東浜海岸が一望出来る。
海を眺めながら、生ビールを喉に流し込む。
そしてちょっと早いランチにとんこつラーメン。
休日としては、最高のスタートだった。
昔、サーフィンやってたよ、リストラとうちゃん。
げんべい@葉山。ビーサンじゃなくてギョサンを買う。

今日の湘南ドライブ、アラフィフとうちゃんの目的は葉山のげんべいに行く事。
SUPで海に出る時、クロックスを履いて砂浜まで歩いて行く。
砂浜にクロックスを置いて海に出ると、SUPをしている間に誰かに持って行かれるかもしれない。
波乗りをしていた頃、砂浜に置いておいたビーサンを何度持って行かれた事か・・・。
なのでSUPを始めてから、クロックスはSUPに括り付けて一緒に海に出るようにしている。
これで無くす心配はないのだけれど、SUPの上にある割とごっついクロックスがパドルにぶつかって何かと邪魔だ。
やっぱりビーサンの方がいいな。
そう思って今日、かあちゃんのお誘いに乗っかって葉山のげんべいまで行く事とした。
げんべいで初めてビーサンを買ったのがいつの事だったか、はっきりと覚えてはいない。
けれど、記憶を辿ると逆にげんべい以外のビーサンを履いた記憶って、あまりない事に気が付いた。
本当はげんべいの海岸通り店に行こうかと思ったのだけれど、生憎、こちらのお店には駐車場がない。
仕方ないので、一色店の方へ。
店内にびっしりと敷き詰められたビーサンには、何度来ても圧倒されてしまう。
お店の中でビーサンを眺めていると、普通とはちょっと違う物がある事に気が付いた。
ギョサンだ。
ギョサンと言うのは、鼻緒とソールが一体となったビーサン。
なので、どんなに履いても鼻緒が取れてしまう事はない。
なんでも、小笠原の漁師さんが愛用していた物が、頑丈で滑らないと評判になって世間に広まったらしい。
アラフィフとうちゃんもギョサンなる物があるというのは知っていたけれど、こうやって手に取るのは初めて。
ビーサンに比べて、少しビジュアル性に欠ける面がある。
けれど、ソールには少しクッション性があって、ビーサンより履きやすそうだ。
なにより滑らなくて頑丈と言うのがいい。
ビーサンは履き込んでいると、必ず鼻緒がソールから取れてしまうからね。
ギョサンなら、ソールが擦り減って穴があくまで履き込めそうだ。
それにSUPに括り付けて沖に出ても、クロックスより小さいので邪魔にもならない。
うん、これにしよう。
そう決めてオレンジ色のギョサンを買い求めた。
多分、このギョサンは10年くらいは使えるような気がする。
10年となると、アラフィフとうちゃんは完全に60歳を過ぎる。
ギョサンがへたるその頃まで、アラフィフとうちゃんも元気で遊び続けられるよう健康維持に努めようと決心した一日だった。
動脈乖離、動脈瘤になって死にかけたよ。
鶴岡八幡宮参拝。
げんべいを出て、ついでなので鶴岡八幡宮にお参りをして行こうかと。
わりと僕は神社仏閣は大好きなのである。
アラフィフとうちゃんとかあちゃんが結婚式を挙げたのは、鶴岡八幡宮参道の横にあるカトリック雪の下教会。
あの日からもうウン十年。
月日が経つのは本当に早いものだ。
久しぶりに教会の方にも行ってみようかと思ったけれど、人が多くてこの日は断念。
鎌倉駅から続く小町通り、ここも久々に歩いたけれど本当に凄い混雑ぶりだった。
緊急事態宣言中は閑散としていたのだろうけど、この賑わいがいつまでも続く事を願わずにはいられない。
鶴岡八幡宮の境内に足を踏み入れてから、その風景が僕の記憶とは少し違っている事にすぐに気が付く。
大銀杏があった所に、若々しい銀杏が空に向かって根を張っている。
鶴岡八幡宮には大銀杏が倒れてからも、何度か来た事がある。
久々に来て、大銀杏に代わって小さな銀杏がしっかりと根を張っている事に驚いた。
この銀杏が大銀杏のようになるまで、平和な世の中が続きますように。
電動アシスト自転車で寒川神社、そしてたい焼き。