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風もなく、波もなく、おまけに12月とは思えない暖かさ。
今日は絶好のSUP日和。
早朝4時に起きて横須賀の先、長浜海岸にSUPをしに行って来たよ。
長浜海岸、すっかりSUPのホームグラウンドに。

かあちゃんと長男のゆーに、SUPに行って来ると言ったら気持ち良く送り出してくれた。
休日に家族サービスもせず、一人で遊び呆けているアラフィフとうちゃん。
ほんと、マジでかあちゃんとゆーには感謝せねば。
そんな事で早朝から向かったのは、三浦市にある長浜海岸。
今日の海は面が完全にフラットだったので、長浜海岸の広い駐車場はカヤックをしに来た人で賑わっていた。
早朝の長浜でSUPをしていたのはアラフィフとうちゃん、一人だけだったっけ。
この長浜海岸に来るのは2回目なのだけれど、僕はすっかり気に入ってしまった。
初めてエントリーした秋谷海岸では、気を許すと砂浜からジギングのルアーがビュンビュンと飛んで来る。
SUP初心者のアラフィフとうちゃんにとっては、少しカオスな環境だった。
でも、長浜海岸はカヤックとかSUPをしている人が多いせいか、ジギングを含む投げ釣りをしている人はほとんどいない。
それに、ここの海岸はすごく雰囲気がいい。
今日みたいにカヤックをする人が多くても、砂浜も海の中も、そして駐車場も殺伐とした空気は微塵もない。
と言うのもこれがサーフポイントで、その日が絶好のサーフィン日和だとすると、その場の雰囲気はなんとも言えない緊張感に包まれる事が多い。
サーフィンを真剣にやるのならば、それはそれで良いのだけれどね。
でも、流石にアラフィフともなって来ると、そういうピリピリした空気の中でスポーツをするよりも、メローな中で休日を楽しみたいと思うようになる。
駐車場でSUPの準備をしている時、自然と隣の車の人に話しかけたり、話しかけられたり。
もはや長浜海岸、すっかり僕のホームグラウンドになってしまったようだ。
アラフィフとうちゃん、SUPデビューを果たす。
アラフィフとうちゃん、SUP上達して来た。

今日でアラフィフとうちゃん、SUPは3回目だ。
1回目よりも2回目、2回目よりも3回目って感じでその腕前は上達して来ているのが自分でも分かる。
今日は一回も落水しなかったよ。
尤も、今日は風も波もほとんどなく、海面は面ツルだったからというのもあるけどね。
それでも、海の上で不安定にグラグラとするSUPには、かなり体が慣れて来たように思う。
毎日30分、バランスディスクに乗って体幹を鍛えた効果が出て来ているのかもしれない。
正直に言うと、2回目までは海に落ちないように必死でパドルしていたという感じ。
けれど、今日は景色を楽しみながらパドルする事が出来た。
必死と言うより、楽しいという気持ちの方が断然に多くの時間を占めている。
早朝、長浜海岸の海面には気嵐が立ち込めていた。
その中をパドルしていると、本当にSUPを始めて良かったなと思えた。
あ〜、これはバス釣りと同じく完全にSUPにハマったな・・・とパドルをしながら実感してしまった。
気持ち良くパドルしていると、このままもっと沖までという気分にもなって来る。
けれど、SUPのバランスは上手に取れるようになって来たけれどパドル力はまだまだ、だ。
調子に乗って沖まで出ると、今度は帰りがしんどくなる。
SUPで遥か沖に出れるようになるには、パドル力をもっと付けないと。
今日は2時間くらい、長浜の海岸をSUPで行ったり来たりした。
今、家に帰って来てこのブログを書いているのだけれど、腕、胸、そして太ももの筋肉にかなりの張りを感じている。
多分、明後日には筋肉痛になっていると思う(アラフィフになると筋肉痛は翌日には出ない)。
SUPのパドルって、全身の筋肉を使う。
毎日、海に出てSUPをしていたら、インナーマッスルもアウターマッスルも両方、かなり鍛えられるんだろうね・・・。
動脈乖離、動脈瘤の病気をして毎月の検査のたびに、担当医から運動をしろ!と言われてる僕にとっては、SUPは本当に理想的なスポーツなのだと思う。
SUPの後はカレーヌードルの朝ごはん。

今日は家からコーヒーを淹れる道具を一式、持って来た。
コールマンのガスバーナーにお湯を沸かすポット。
その一式を準備した際にどうせならカップヌードルも持って行って、SUPの後に朝ごはんを食べようと思った。
幸い、キッチンには大好きなカレーヌードルのストックがあった。
海から上がって、駐車場でSUPを水洗いしてブロワーで残った水を吹き飛ばす。
それでも表面には水滴がついているので、しばらく太陽の下でSUPを乾かす。
その間、車の横にテーブルとアウトドアチェアをセットする。
そしてガスバーナーで沸かしたお湯をカレーヌードルに注いで3分、待った。
出来上がったカレーヌードルを海を眺めながらすする。
お〜、美味しそうだね〜。
僕の横を通り過ぎる人が、みんなそう言って話しかけて来る。
駐車場で隣に車を停めた人もそう言って話しかけて来た。
その人はカヤックをしに来たようだけれども、そのカヤックが驚くほどの逸品。
木製のカヤックだ。
あまりにも素晴らしいカヤックなので、お願いをして近くで見せてもらった。
すごく自然に流れるカヤックの曲線が本当に美しい。
果たして幾らくらいするのだろう??
そう思ったのだけれど、それは下世話すぎて最後まで聞けずじまい。
一方でその人はそんな木製のカヤックがすごく似合ってたっけ。
アラフィフとうちゃん、僕もこういう大人になりたいなと残りのカレーヌードルをすすりながら思わずにはいられなかった。