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この間、キャブレターの不調で入院したGPZ900R。
昨日、入院先のバイク店より電話があり退院OKとの事。
早速、今日の早い時間にGPZ900Rを迎えに行って来た。
アラフィフとうちゃんのGPZ900R、TMRが不調になる。
ZRX400がヒャクマンエン?!

僕がお世話になっているバイク店、行くとほぼほぼ喫茶店状態になる。
コーヒーを出してもらうと、もうそこから軽く2時間くらいはおしゃべりタイムだ。
そんな会話の中で聞いたのだけれど、最近はバイクの中古市場が高騰しているとの事。
理由はいろいろあるようだ。
半導体不足で新車の納車が追い付かないので、その分、中古のバイクが売れている。
コロナで、移動手段として電車・バスよりもバイクの方が安全と評価されているという事。
そんなネットニュースを見た事もあったし、僕も最近のバイク熱上昇ぶりは知っていた。
ZRX400が100万円超だってよ。
そう聞いて、正直驚いた。
ゼファー400が高騰しているというのは、なんとなく理解は出来る。
けれど、ZRX400まで100万円以上の値段で取引されているというのは、さすがに異常だろうと思う。
ZRX400と言えば、僕が初めて手に入れた普通自動二輪のバイクだ。
もう17年以上前に手に入れたのだけれど、当時の価格はレッドバロンで34万円。
2年くらい乗ってGPZ900Rに乗り換えたのだけれど、その時の下取りは確か、10万円ちょっとだったように思う。
それが100万円オーバーになってるなんて・・・。
試しにネットでググってみたら、本当に100万円以上の値段が付いていて、思わず苦笑いしてしまった。
売らないで手元に置いておけば良かった・・・とは思わないけどね。
でも、こう高騰が続くと良からぬ事を考える輩が出て来るのが困る。
GPZ900Rの冬支度。オーバークール対策。

本当は今日、GPZ900Rで走りに行きたかったんだけどね。
この間は宮ヶ瀬に走りに行こうと思っていた矢先のトラブルだったし。
今日、こうしてGPZ900Rは復調して戻って来たけれど、今度はアラフィフとうちゃんが体調不良なのである。
五十肩のせいで肩は上がらないし、おまけにこの一週間、酷い寝違えに悩んでいる。
アラフィフとうちゃん、湯治に行く。
まあ、こう言う日は大人しくしておいた方がいい。
そんな事で、GPZ900Rを引き取って来て、午後はその整備をする事にした。
まず最初はGPZ900Rの清掃。
基本的に僕は洗車はしない。
車体を濡らせば、それは錆の原因になる。
だから、GPZ900Rの清掃と言えば、僕はいつも埃を叩いてから、フクピカで車体を拭き上げる事にしている。
そして年に一回くらい、フッ素コートを自分でかけるぐらいだ。
アンダーカウルに溜まっている小石を取り払っていた時の事。
小石に混じって頭が切れたネジが出て来た。
果たしてこれはGPZ900Rから出て来た物か、それとも道路上に落ちていたのを巻き上げた物か。
考えても分からないし、車体をくまなく確認する気もないし・・・。
とりあえず、見なかった事にして整備を進めた。
(この事態を見て見ぬふりをする事が整備と呼べるのか・・・)
GPZ900Rを綺麗にしてから、今度はラジエーターとオイルクーラーの目張りを付けた。
今日、今年一番の寒さだったと言う。
12月に入れば、宮ヶ瀬あたりに行くと日中でも気温が低い。
アルミ板を目張りとして付けたので、これで冬のオーバークール対策も大丈夫だろう。
GPZ900R、2スト化??

ラジエーターとオイルクーラーに目張りをしたので、少し走って問題がないか確かめる事にした。
走ってる途中でアルミ板が落ちて車体を傷付けたら、泣くに泣けない。
バイク店で調整してもらったキャブレターも調子は良い。
高回転でエンジンを回すと、心地よいエキゾーストと共に鋭い加速を見せてくれる。
今回、キャブレターのオーバーホールはしていない。
ひょっとしたら、エンジンの回転数がいきなり上がると言う症状はまた出るかもしれないという。
その時は瞬時にクラッチを切るという対処法を教わった。
そして、一気にエンジンを煽ってスロットルバルブの固着を解消するのだと。
コーナーの途中で、思いもよらずエンジンの回転が上がると大変な事になる。
だから、もっぱらコーナーでは気を付けるようにとの事。
そうなると、なんだか2ストのエンジンのようだね・・・。
扱いがデリケートなバイクほど、愛着が湧くような気がする。
面倒ではあるけれども、手懐ければますます愛機が可愛くなっていく事だろう。