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東京を中心にいくつもの店舗を出店をしている小諸そば。
小諸そばは東京を代表する立ち食いそばのお店だ。
立ち食いそばのカテゴリーながら、そばのクオリティは高くゆで太郎と並んでアラフィフとうちゃんのお気に入りのお店でもある。
(テレビで高嶋政宏さんも、小諸そばが都内で一番美味しい立ち食いそばだと言ってたっけ)
小諸そばは基本的にチェーン店。
でも、例外として暖簾分けのお店が神田にあった。
この暖簾分け店で供されるそばは、小諸そばと同じながらも細かい点でクオリティが高かった。
穴子の天ぷらなんか、本当に美味しかったし。
アラフィフとうちゃん、神田駅西口にあったこの暖簾分け店の小諸そば、好きだったんだけどね・・・。
前置きが長くなったけれども、久しぶりに訪れてみたら、残念ながら閉店していたよ涙。
だけれども、この時点で完全にアラフィフとうちゃんは小諸そばのモードである。
仕方ないので、神田駅西口から歩いて数分の所にある小諸そば鎌倉橋店に向かう事とした。
小諸そば鎌倉橋店で朝ごはん。

神田駅周辺はまさにサラリーマンの街。
多分、小諸そばの暖簾分け店が閉店したのもコロナ禍の影響なんだろうね・・・。
この辺一体、緊急事態宣言中は、サラリーマンの姿なんて本当に見なかったし。
その代わりとして向かったのが、神田と大手町のちょうど中間にある小諸そば鎌倉橋店。
こちら、出来てから比較的新しいお店だ。
新しいと言うこともあって、そのオペレーションは他のお店とはちょっと違う気がする。
店員さんの対応も、立ち食いそばのそれではなくて、一端のそば店の対応だ。
だから小諸そば鎌倉橋店で食べるそばの味の方も、他の店舗とはどこか美味しい気がする。
そばの茹で具合は柔らか過ぎず、喉越しがいい。
出汁は他の立ち食いそば店と比べて(例えばかめやとか)、強烈な個性はないものの、やっぱり立ち食いそばの域を出ている。
総じて全てにおいてバランスがいいと言う感じ。
かき揚げが出汁を吸う頃合いになると、出汁もかき揚げもそれぞれの味が絶妙に重なり本当に美味しくなる。
これが400円(かき揚げそば)で頂けると言うのだから、もう言うことは何もない。
【東京朝ごはん】一由そば(日暮里)
小諸そば、ネギは入れ放題。

僕は基本的にネギ星人だ。
家でかあちゃんが「ネギ、どれくらい入れる?」と聞いて来る事がある。
はっきり言ってその質問は愚問だ。
ネギはあり過ぎて困ることはない。
そんなネギ星人にとって、小諸そばはネギは入れ放題なのがいい。
だけども、気を付けないとネギを入れ過ぎてしまう・・・。
あまり入れ過ぎると他のお客さんに迷惑をかける事になる。
それに下手をすれば、そばよりネギの方が多くなりかねない。
その辺は自己統制が必要だ。
それでも、他の立ち食いそば店とは比べものならない量のネギを入れられるので、やっぱり小諸そばってアラフィフとうちゃんにとっては神である。
小諸そばでかき揚げそばを食べて、お店を出た。
時間は朝の7時台。
外は寒いのだけれど、お腹の中はポカポカだ。
本当、立ち食いそばを食べ歩くには今はいい季節だね。