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今年、バス釣りやら自転車(電動アシスト自転車)やらを新しく始めた事で、全然、乗っていないGPZ900R。
走行距離が伸びていない事もあって、ずっとサボっていたオイル交換。
で、この間、ゆーのバイクデビューお披露目にバイク店に行き、一緒にオイル交換をお願いしていた。
GPZ900Rをバイク店にお預けして、今日、引き取りに行ったのだけれど、事件はその帰り道に起こった。
GPZ900Rで宮ヶ瀬に走りに行こうかと思っていた。

お店の開店時間に合わせて、GPZ900Rを引き取りにお世話になっているバイク店に出向く。
今日は天気が良いので、GPZ900Rをピックアップしたらその足で宮ヶ瀬にでも走りに行こうかと思っていた。
なので、お店でダベる事なく、この日は早々に失礼した。
この間はゆーとグラトラに乗る一緒だったので、いつもの速度域で走る事はなかった。
でも、今日は僕一人だ。
目の前の道路がクリアな時は、適度にGPZ900Rの加速を楽しんでいた。
だけど、事件はすぐに起こってしまった・・・。
交差点を右折した時、なぜか急にエンジンの回転数が異常に上がった。
6,000、7,000・・・とエンジンは回っていく。
僕の前には乗用車が走っていたので、きっとその車の運転手さんは僕に煽られてると思ったかもしれない。
エンジンの回転数が急激に上がった分、僕の意思とは違う加速をGPZ900Rはするようになった。
とっさにクラッチを切り、そのまま惰性で路肩にGPZ900Rを停める。
ひょっとしたらチョークが引かれてる?
そう思い、TMR-MJNのチョークを確かめたのだけれど、特に引かれている様子はない。
エンジンを切って、しばらくしてからもう一度セルを回しても相変わらずエンジンは物凄い唸りを見せる。
ダメだこれは・・・。
仕方ない、諦めた。
バイク店に電話をして、事情を説明する。
そしてJAFを呼んで、GPZ900Rをバイク店まで運んでもらった。
なんだか、自分のバイクが陸送されるのって、バイク乗りにとっては良い光景じゃないね・・・。
アラフィフとうちゃん、GPZ900Rで秋の津久井を走る。
TMR-MJN、スロットルバルブの固着だってよ。

アラフィフとうちゃんのGPZ900R、キャブをTMR-MJNに換えたのは約2年前の事。
今回、どうやら原因はスロットルバルブが固着した事によるらしいけれど、その固着自体は汚れではなくて、キャブレター内に入った異物だろうと。
TMR-MJNにしろ、FCRにしろ、こういう症状はレーシングキャブなら起こり得るものという事だ。
ひょっとしたら僕の乗り方がマズいのかも・・・と思っていたけれど、どうやらそうじゃないらしいね。
で、急にエンジンの回転数が上がるというTMR-MJNのこの症状、これからも起こり得るとバイク店の人に教えてもらった。
もし、同じ事が起こったら、クラッチを切ってエンジンを高い回転数まで回してみる。
それをする事でとりあえず、この症状は治るとの事。
試しにお店の人が、GPZ900Rのエンジンをウォォォン!!と煽ると、その後は途端に大人しくなった。
でも、これで完治という訳ではなさそうだ。
この際なので、今日はGPZ900Rは再度、お店に預ける事に。
このレーシングキャブ特有の症状、コーナーとか交差点の中で起こると少し怖い。
お店の人に教わったのだけれど、クラッチはいつでも切れるようにしておいた方がいいよ、と。
それを聞いた時、今までその事を知らないで走っていたのが怖くなった。
でも、言い換えると今回の事でバイク乗りとしての経験値が一つ、上がったように思う。