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11月もそろそろ中旬。
秋も深まり、冬の足音が聞こえてくる頃。
身軽に走れる季節ももう後、少しだね。
今日はいつもとは少し違うルートをGPZ900Rで走って来た。
GPZ900Rで津久井湖へ。

朝、起きたら雨が降っていた。
路面が濡れているので、今日はバイクで走るのを少し躊躇っていた。
自分の部屋でPCを覗きながらグタグタとしている時、ふと窓の外に目を向けるとなんと、路面はもう乾いている。
それならばという事で、身支度をしてGPZ900Rが待つガレージへ。
いつもバイクで走りに行くとなると、自然と向かう先は宮ヶ瀬の鳥居原。
でも、今日はちょっとルートを変えてみようかと。
相模川沿いを走って愛川町を通るのはいつもと同じルートなのだけれど412号線、関の交差点は鳥居原方面に行かずにそのまま直進した。
412号線では道志みちに向かうバイク乗り達としばらくは一緒に走る。
多分、知らない人が見たら僕もますツーリングのメンバーに映ってるんだろうね。
僕の前を走っている集団の中には、個性的なバイク乗りもいる。
一瞬、彼らの連れと思われる事に抵抗感を感じてしまった。
やがて道志みちに別れる青山の交差点に辿り着くと、彼らのバイクは一斉に左にウインカーを出した。
良いツーリングを。
僕だけ、彼らと離れて直進をしながら、心の中で最後尾のバイクにそう言葉を投げかけた。
いつもと違うルートだからか、それとも周りの景色がすっかり秋めいて来ているからか、とにかくGPZ900Rを走らせていて気持ちが良かった。
昨日は海の上から秋の景色を眺めていたけれど、こうやってバイクで眺める景色もいいものだ。
途中、適度に車は多かったけれど、景色を楽しみながら走るには程よい速度で走れる程度。
津久井湖の水の苑地でGPZ900Rのエンジンを停める。
鳥居原と違って、バイク乗りはほとんどいない。
宮ヶ瀬みたいにバイク乗りが多勢集まるスポットも、確かに好きだ。
だけれど、やっぱりこうやって落ち着ける所をツーリングの目的地にする方が僕にはあっているのかもしれない。
GPZ900R、TMR-MJNが不調?!

実は今日、GPZ900Rで走り始めた時、少し焦った事があった。
エンジンの回転が全然、落ち着かない。
チョークを引きっぱなしか?
そう思って確かめたのだけれど、チョークは引かれてはいない。
ちょっとここままでは・・・そう思い、一旦ガレージに戻る事に。
ひょっとしたら入院する羽目になるかも。
そう思いながら、アイドリングの状態を確かめながらGPZ900Rの様子を見ていた。
すると、しばらくするとエンジンの回転数も落ち着いて来た。
マフラーからはさっきまでは変なエキゾースト音を出していたけれども、今ではすっかりいつも通り。
良かった良かった・・・。
また、不調が起こったら今月、いつもお世話になっているバイクショップを訪れる予定があるので、その時に診てもらおうかと。
やっぱり、僕の走り方にはTMR-MJNは合わないのかもしれない。
やっとエンジンの落ち着いたGPZ900Rで走り始めた時の事。
アラフィフとうちゃんは交差点で信号待ちをしていた。
そこにやって来た対向車がふと、車を停めた。
「キャブレター、セッティングした方がいいかもね」
その車の人にそう言われた。
アイドリング状態で、すれ違ったバイクのキャブの調子が分かるんだ・・・。
世の中には凄い人がいるもんだ。
宮ヶ瀬とGPZ900Rと秋の気配。
アラフィフとうちゃん、バイクとSUPで全身筋肉痛。

津久井湖の水の苑地を出て、帰りは小倉橋を回るルートで帰って来た。
小倉橋を渡ってからは昭和橋までずっと相模川沿いを走るルートだ。
相模川の大島のあたりから葉山まで、本当に景色がいい。
田園風景が広がっていて、時期的に山は紅葉が進んでいる。
自宅の近くにこんな道があって、好きな時にバイクで走れると言うのはなんとも嬉しい。
マイカーが多い時間帯でもあったので、それほどスピードは出せない。
けれどもかわりに酷い渋滞もないので、本当に気持ち良くGPZ900Rを走らせる事が出来た。
家に帰って来て、コーヒーを飲みながらしばらく休んでいると体がなんだか怠い事に気付く。
昨日、SUPでいろんな所のインナーマッスルを使った。
そして今日は今日で重いバイクに乗ったから、アラフィフの体が悲鳴を上げたようだ。
本当なら心地良い疲労感・・・と言った方が良いのだろうけど、現実はちょっと違う。
今日の夜は晩ごはんを食べたら、自宅近くにある日帰り温泉に行って、体の疲れを取って来よう。