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ウェットスーツを買ったよ。
RASHの5㎜、セミドライ。
やっぱRASHのウェットスーツはいいね。
RASHのウェットスーツとDickBrewerのサーフボード。

14歳でサーフィンを始めた頃。
最初のウェットスーツとサーフボードは何処の物だか分からない代物だった。
少しずつサーフィンも上達して、そしてバイトなんかもしてある程度資金に余力が出るようになると、ウェットスーツも板もそれなりの物を使うようになった。
板はドロップアウト、チャンネルアイランド、ロングだとハワイアンプロデザインという感じで。
ウェットスーツは最初に買ったブランド物はオニールだったと思う。
それが鎌倉、稲村の海に入るようになってからはRASHとDickBrewerの組み合わせ一択になった。
やっぱり鎌倉と言えばRASHにDickBrewerだ。
当時、鎌倉の海はローカルルールが厳しく、何かヘマをやるとすぐにローカルに睨まれたりした。
他のメーカーの物で鎌倉の海に入っていると、ちょっとした事で怒られた事もある。
それがRASHとDickBrewerに換えてからは、劇的に減った。
尤も、鎌倉の海でたくさんのローカルと知り合うようになったという事もあるのだけれど。
鎌倉の海に波がない日は、鵠沼で波に乗る。
ピークで波待ちをしていると、かなりの確率で他のサーファーは僕に波を譲ってくれたものだ。
まあ、これもRASHとDickBrewerの組み合わせの効果だったろうと思う。
昔、サーフィンやってたよ、リストラとうちゃん。
RASHのトレーナー着てる・・・。

友達がスノーボードを買いに行くので神保町まで一緒に行って欲しいと頼まれた事がある。
僕が会社に入ったばかりの頃、僕の会社は神保町にあったのでいろんなお店を知っていた。
買い物が終わったら、僕の行きつけの神保町の美味しいお店でみんなでイッパイ飲ろうという算段だった。
その日、僕はRASHのトレーナーを着ていた。
今はどうか分からないけれど、当時RASHのトレーナーはなかなか手に入らない代物だった。
行きつけのサーフショップが稲村にあったのだけれど、秋前になるとRASHのトレーナーが入ったら取っておいてとお願いしておく必要があった。
それくらいRASHのトレーナーは希少価値があったし、人気もあったというワケだ。
友達がスノーボードに関して、店員の女の子に色々と話を聞いていた。
その横で僕は黙って話を聞いていたのだけれど、会話の合間にポツリとその女の子がこう言った。
「RASHのトレーナー、着てる・・・」
なんの脈絡もなくそう言うものだから、サーフィンを全く知らない友人たちはRASHのトレーナーがそんなに大変な物なのかと思ったらしい。
この出来事で、ちょっとだけ鼻を高くした事を今でも覚えている。
RASHのウェットスーツ、サイズはML。

僕がサーフィンをしていたのは14歳から35歳までの間。
後半はそれなりに財力もあったので、ウェットスーツも基本はオーダーで作った。
けれども吊るしの物を買う時は、サイズ的にはMLを選んでいた。
で、今はどうかと言うと、正直MLを選ぶには不安がある。
今年はバス釣りのタックル、電動アシスト自転車など、道楽道具を買いまくったのでRASHのウェットスーツをオーダーで作る資力はもちろん、ない。
本当は当時通っていた稲村のお店に行って現物を試着して買えば良いのだけれど、顔馴染みの人はもういないだろうし、お店自体も稲村から鎌倉の手広の方に移転していて、雰囲気もかなり昔とは変わったようだ。
そんな事でRASHのウェットスーツはネットで買った。
サイズチャートに従って自分の体を採寸する。
全体的にはMLで良さそうだけれど、腹回りだけは少しキツそう・・・。
一方で最近、ダイエットに励んでいる。
幸い、その効果があって顔、首周りはほっそりして来た感がある。
人間の身体はお腹から遠い部分から痩せていく。
という事はもう少ししたらお腹周りにも、ダイエットの効果が出てくるのだろう。
そして注文しているアクアマリーナのドリフトは今、海外から取り寄せ中ゆえ、届くまで約1ヶ月を要する。
ちょうど良いか・・・。
そう思ってRASHのウェットスーツはML/LではなくてMLを注文した次第。
実際、RASHのウェットスーツが届いて、着用してみると心配事はすぐに何処かに吹き飛んだ。
正直、お腹周りは少しキツい。
よくよく見るとウエストのあたりが少し情けない状態になっている。
それでも、MLサイズのウェットスーツでSUPを漕ぐのに何か支障があるかと言うと、そのレベルではない。
尤も、ダイエットは引き続きしておかないと、気を許すとMLはもちろんML/Lのサイズさえ入らなくなってしまう。
好物のラーメンとかカツ丼はしばらく控えようと思う。
RASHのウェットスーツ、その仕様。

今回、僕が買ったRASHのウェットスーツ、その仕様は下記のとおり。
まず、大きな所としてバックジップを選んだ。
僕がサーフィンをしていた頃はウェットスーツと言えば、このバックジップが標準だった。
多分、まだノンジップの物は出ていなかったように思う。
正直、今回、バックジップかノンジップか本当に迷った。
実際に海でサーファーを眺めていると、もはやウェットスーツはノンジップの物が主流のように思う。
ただ、ノンジップを選ぶとその価格自体が高くなる。
今回、SUP用にウェットスーツを買ったのだけれど、ウェットスーツ以外の道具をいろいろと買ったら既に僕の財布は火の車になってしまった。
そんな事で必然的にRASHのウェットスーツはバックジップを選んだ。
個人的はノンジップのウェットスーツって、あんまりカッコいいって思えないというもの理由の一つ。
ウェットスーツ自体はセミドライで、厚さは5㎜×3.5㎜。
裏は起毛仕様になっているので、多分、インナーはいらないと思う。
昔はセミドライを着る時、インナーに遠赤外線の仕様になったラッシュガードを着ていたけれど冬でも暑くなる事があった。
あれからだいぶ時間が経っているので、温暖化で海の中の事情も変わっているかもしれない。
まあ、必要になったらその時、考えれば良いかと。