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わりと物は大事にする方だ。
バイク、自転車、カメラ、時計・・・。
こういった物は長く使うポリシーで、メンテナンスもまめにしている。
でも、今年4月に買ったアブガルシアのロキサーニ、ほとんどメンテをしていない事に気が付いた・・・。
リールメンテナンス
会社に入った時に買ったオメガのスピードマスター。
もうかれこれ30年近く使っている事になる。
この時計は部品が多いので定期的なメンテナンスが必要ですよ・・・。
このスピードマスターを手に入れてからしばらくして、時計店の人にそうアドバイスをもらった。
それ以来、5年に一度くらいのペースでオーバーホールに出している。
そんな事で、買った金額よりオーバーホールに使った額の方が今では上になってしまった。
それでも、この時計にまつわる思い出の事を考えるとオーバーホールの費用は惜しいとは思えない。
バイクも同じ。
GPZ900Rもグラストラッカーも定期的にメンテナンスをして、ベストなコンディションをキープしている。
なのに、時計やバイクと同じくらい大切にしている釣具なのだけれども、思えばこの半年、メンテナンスらしい事はほとんどしていなかった事に気が付く。
僕の父親も釣りをしていた。
父親は休みともなれば釣りに出かけていたけれど、海に行かない日、そう言えば縁側で座り込んで釣り道具の手入れをしていたっけ・・・。
僕とした事が。
そう反省し、愛機アブガルシア ロキサーニBF8-Lのメンテナンスをする事にした。
このロキサーニBF8-L、なかなか気に入っている。
金額は手頃なのに、なかなか使い勝手が良いリールだ。
僕がバス釣りを始めたのは50歳を過ぎての事。
でも、アブガルシアという名前だけは知っていた(特にアンバサダー)。
だから、心のどこかでAbuのリールに憧れのような気持ちがあったのだと思う。
そんなBF8-L、心なしかハンドルを回す時に以前より抵抗が強くなったような感じがする。
そうなればもう待ったなし。
急いでリール用のオイルを厚木のつり具のブンブンに行って買って来た。
だけれども、僕はメンテと言ってもどこをどうすれば良いのかも知らない、ズブの初心者だ。
YouTubeの動画を検索しまくって、リールメンテナンスの方法を調べていた。
リストラとうちゃん、三連休はバス釣り、バイク、そして最後はモフモフで締め括る。
ピシファン 釣りライン巻き Speed X

リールのメンテナンスと合わせて、せっかくなのでラインも交換する事にした。
ナイロンのラインを卒業して、今はフロロカーボンを使っている。
だけれども、張りの強いフロロカーボンのラインは僕が使っているとまだまだトラブルが勃発してしまう。
ライントラブルほど釣り場で気分を台無しにしてしまう事はない。
なので、次はナイロンのラインに戻そうと思っていた。
そこにシーガーのR18、フロロハンターがとてもしなやかで使いやすいという話を聞いた。
それならば、ナイロンに戻す前に一度使ってみようか・・・。
そんな成り行きでAmazonでフロロハンターをポチッとした。
一方でラインの交換というと、リールから古いラインを巻き取り、今度は新しいラインをリールに・・・という一連の作業を本当に厄介に思っていた。
新しいラインを巻く時は、スプールにボールペンを差し込んで、それを足の指に挟んでリールを回す。
この時ほど100mという距離が長いと思った事はないかもしれない。
何か便利な物ってないだろうか。
そう思ってAmazonをググってみた。
そしてそこで出て来たのがピシファンのSpeed Xだ。
似たような物は他にもあった。
けれど、いろいろチェックするとピシファンのSpeed Xが一番、使いやすそう。
実際に届いたSpeed Xを使ってみて、やっぱりこれを買って正解だと思った。
釣り糸が巻かれたスプールはSpeed Xにしっかりと固定されるので、糸をリールに巻いている際に全然たわんだりしない。
リールに糸を巻いている時、きちんとテンションがかかるので変な巻き方をしてしまう事もない。
このSpeed X、リールに巻かれているラインを空スプールに巻く事も出来るので本当に便利だ。
これまでメンテナンスをしていなかった理由に、リールに巻いてあるラインの取り扱いがあったかもしれない。
このピシファンのSpeed Xを手に入れて、これからは難なくリールメンテナンスが出来る。