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リストラ寸前のとうちゃんは人生を楽しむことにした。

グルメ コラム

リストラとうちゃんが緊急事態宣言明けに一番、したかった事。

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僕が緊急事態宣言明けに一番したかった事は、近所の街中華でイッパイ飲る事。

9月末で緊急事態宣言が明けたけれど、いつ第6波が来るかわからない。

今のうちに、行きたかったお店に行っとかないとね。

座間の中福楼

あれこれ悩んだのだけれど、緊急事態宣言が明けて真っ先に行くべきはやっぱりここだろうと。

座間の中福楼。

ここ、文字通り地元の名店だ。

初めて中福楼を知って、初めて来た時はその味に本当に驚いたし、嬉しくなった。

ジブンちの近くにこんなお店があるなんて、と。

その店構えからは、美味しいお店だと知らなければ大変失礼ながらも決して自ら入ろうとは思わない佇まいだ。

でもお店に入ってから自分の頼んだ料理が出て来るまでの間に、その判断がいかに自分に見る目がないかというのを思い知らされる事になる。

なにしろお店には次から次へとお客さんが入って来るのだから。

サンマーメン、五目焼きそば、ラーメン、チャーハン、そしてニラレバ炒め・・・。

今まで中福楼で食べたどのメニューもハズレはなかった。

もし、自宅から徒歩5分くらいの距離にこのお店があったらどうなっていただろう?

きっと我が家の食卓、そして僕の人生は大いに違うものになっていたに違いない。

それくらいこの中福楼は僕にとって「地元の名店」だ。

とにかく、名前がいい。

中福楼とは幸福は真ん中くらいがちょうどいいよね、っていう意味だろうか。

この中福楼はご年配のご主人と奥さんが切り盛りしている。

なんかこの二人を見ていると、何歳になっても元気に仕事をしている事に人生の幸せってあるんだろうなと思わずにいられない。

仕事とは、人の役に立って初めて価値がそこに生まれる。

言い換えると価値を生まない仕事とは淘汰される運命しか、そこにはない。

ここの美味しいサンマーメンを食べると、こんなに美味しい物を食べさせてくれて有難うといつも思う。

誰かに必要とされる仕事が出来て、そしてそれを続けられる事って本当に幸せだ。

大袈裟かもしれないけれど、仕事のやりがいとか、人生の幸せの原点がここにあるように思う。

街中華と言えば、神保町の三幸園

僕はラーメンが好きだ。

あまりにもラーメンが好き過ぎて、かなり昔の話だけれども会社では「ラーメン課長」と呼ばれた事すらあった。

そんな僕が好きなラーメンとは今、流行りの意識高い系ではない。

最近の意識高い系ラーメンって、確かに美味しいのだけれどまたこのお店に来たいと思わせる事ってほとんどない。

それはどういう事かというと、個性がないという事なのだろうと思う。

なんか、どのお店も同じようなラーメンばかり。

美味しかったという記憶はあるのだけれど、ハッキリとどんな味だったかという事を思い出せない。

美味しいだけのラーメンなら、他のお店でも食べられる。

一方で街のその辺にある街中華。

決してメチャクチャ美味しくはないのだけれど、かと言ってメチャクチャ不味い訳でもない。

尤も、僕にとってラーメンの美味しいか不味いかというボーダーラインは、かなり低いのだけれどもね(笑)

なにしろ、即席ラーメンの味より上か下かというレベルなのだから。

そんな僕にとって今でも記憶に残っていて、今でもたまに訪れるのが神保町にある三幸園だ。

ラーメンのスープはお店で作っているのか、それとも缶に入った出来合いの物を作っているのか、それは分からない。

けれど、お店の雰囲気とか店員の接客とか、そういった物全てを踏まえて、僕は三幸園が好きだ。

会社に入ったばかりの頃、事務所は神保町にあって、よく三幸園で遅い時間まで会社の上司とか先輩とか、そして同僚とかと飲んだものだ。

意識高い系ラーメンのスープに比べたら、三幸園で出て来る物はただのお湯を飲んでいるようなものかもしれない。

けれど、味以外のいろんな記憶が三幸園のラーメンの味を美味しかったと錯覚させてくれる。

中福楼に初めて来た時、三幸園が近所にもあった、と思えてならなかった。

幸せとは真ん中くらいがちょうどいい。

3つの幸せ。

なんか、名前にも共通する部分があるようにも思えるし。

こういうお店、ずっと続いてくれるといいのだけれど。

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