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朝3:50に起床。
かあちゃんも長男のゆーもまだ床の中。
一人で身支度をして、5:20に自宅を出る。
そうだ、僕はサラリーマンだったんだ・・・。
リモートワーク、週4。当分続きそうだね。
ここの所、リモートワークは週4のペースになっている。
会社には週イチしか行っていない。
さっき、テレビを見ていたらニュースでこのコロナ禍はあと2、3年は収束までかかると言っていたっけ。
そう言えば、毎月、持病でお世話になっている病院の主治医もおんなじ事を言ってた。
このままリモートワークが続けば、僕の会社も今のオフィスを維持する必要はなくなって来るね。
この先、世の中ではだいぶ働き方って変わって来るんだろうと思う。
今、僕は52歳だけれど60歳の定年を迎えて、そして65歳まで嘱託で働くとして、その頃はどんな世の中になってるんだろうか。
僕の家は神奈川県の座間市にある。
で、会社は東京の大手町。
座間から大手町に行くので、その通勤の道のりは52歳、かつ持病有りのリストラとうちゃんにはちょっとした苦行だ。
平時には東京に行くことなんて、何の目新しさも感じていなかった。
けれど週4で家に篭ってると、今では東京に行く事自体が貴重な時間と思えるようになった。
考えようによってはちょっとしたレジャーにもなりつつある。
ここ最近、出社のたびにせっかく東京に行くのだから・・・という考えが首をもたげて来る。
自宅を出るのは5時過ぎのこと。
普通に小田急線の急行に乗って、代々木上原で千代田線に乗り換えて行くのであれば、何もそんな時間に出なくても始業時間には十分に間に合う。
けれど、通勤には余裕を持ちたいのと、持病の関係で電車の中ではゆっくりと座りたいという事があって、そんな早い時間に出勤している。
だから会社に着くのはかなり早い時間帯。
始業時間まで余裕があるので何かをしようと思うと、大抵のことは出来てしまうというワケだ。
リストラとうちゃん、リモートワーク週二になりました。
神田から日本橋へ。タモリさんもお気に入りのそばよし。

Googleマップで調べると、神田から日本橋のそばよしまでは徒歩で15分。
そばよしから会社までも同じくらいの距離。
朝、出勤前に歩くにはちょうど良い距離かも。
リモートワーク中は、なるべくスキマ時間を見つけてはエアロバイクなんかを漕ぐようにしている。
それでも、リアルに歩くのとエアロバイクとでは足にかかる負担(運動量)が圧倒的に違うように思う。
今では週イチに自宅から駅までの道のり10分くらいの距離を歩くと、足が疲れ果てるようになってしまった・・・。
だから、アラフィフのとうちゃんはここ最近、何かと歩くチャンスを積極的に見つけようとしている。
だけど、ただ歩くだけじゃつまらない。
なので、好物の立ち食いそばを食べるって事を自分で自分のモチベーションを上げるエサにした。
ダイエット中だけれども、立ち食いそばを食べてもまあ30分も歩くんだから、いいか。
なんとも安直な言い訳で自分を納得させて、この日は出勤前に神田駅で電車を降りて日本橋のそばよしまで歩いて向かった。
まだ時間は早いので日本橋の街も人が少ない。
この辺、静かな中で歩くと、なかなか趣があって良いね。
ここの所、朝晩はかなり涼しくなって来た。
夏は食べると汗をかくので、温かいそばは控えていた。
立ち食いそばのお店ってその特性上、入り口は開けっ放しで冷房もそれほど効いていないお店がほとんど。
だから夏に温かいそばを食べると、お店を出た瞬間、ドバッと汗が吹き出て来る。
自分で言うのもなんだけれど、割ときれい好きの僕は汗でベトベトになると言うのが、ちょっとNGだった。
でも、そうなんけれど本当は立ち食いそばでは、冷たいそばより温かいやつの方が好きだ。
温かいそばの方が出汁の香りを十分に堪能出来る気がするからね。
だから、朝晩涼しい今日この頃はそんな僕には有難い限りだ。
そばよしの温かいそば、マジで久しぶりだ・・・。
立ち食いそば愛が止まらない。
そばよし本店@日本橋

日本橋にあるそばよし。
ここのお店、なんでもタモリさんも好きでよく訪れるのだと言う。
鰹節問屋さんが経営してるというだけあって、とにかくお出汁が美味しい。
さがみ野のそば処あさひは客層がガテン系が多いからか、その出汁はかなりパンチが効いている。
けれど、こちら日本橋のそばよしは同じ鰹節でもその味わいはちょっとお上品だ。
この味がワンコインで食べれるというのはなんとも有難い。
ここの名物は鰹節の削り粉をかけて食べるごはんなんだけれど、そば+ごはんを食べるとその後の仕事に支障をきたすと思ったので、今日はなしにした。
そばよしの開店時間は朝7:30。
僕は開店と同時に行ったのだけれど、もう店内は半分くらいの席が埋まってる状態。
他のお客さん、誰もが黙々と香り良い出汁のそばを手繰っている。
そばよしのかき揚げ、マジで美味しい・・・

立ち食いそばのお店って、天ぷらもお店それぞれに特徴がある。
特にかき揚げ。
これ、このそばに合うように揚げられてるんだろうな・・・と思えるかき揚げそばのお店に出会えると本当に嬉しくなる。
天亀のいかげそ天は出汁を吸うと、本当に味わい深い一杯になる。。
ここ、そばよしはどうかと言うと、一般的な立ち食いそばのかき揚げよりそれは柔らかく揚げられている。
箸でつまむとホロホロと崩れる感じだ。
だから、僕はそばよしではおそばが供されるとかき揚げはお出汁に長い時間、浸さない。
そうではなく、割と早いタイミングで食べてしまった方がかき揚げが吸うお出汁の量が適度に収まる。
それでいてまだ天ぷらのサクサク感も残っているので美味しく食べられるというワケだ。
そばを手繰って、丼に残っているお出汁を飲み干してからご馳走様と言って、お店を後にした。
出勤前に立ち食いそばを食べると言うのも、何とも日本のサラリーマンという感じ。
この時改めて、自分がサラリーマンだったという事を改めて思い出した。