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早朝の4時。
枕元の目覚ましが鳴る前に目を覚ます。
かあちゃんと一人息子のゆーはまだ寝ている。
僕は一人、そそくさと身支度をして近所の野池に向かった。
今日もバス釣り、と言うかルアーキャストの練習だ。
バス釣りを始めて一週間だが、実はまだ一匹も釣っていない。

早朝5時前はまだまだ寒い。
近所の野池まで電動アシスト自転車のオフタイムを走らせていたのだけれど、ハンドルを握る手がすごく悴む。
この間の休日は二日間とも、相模川の猿ヶ島にバス釣りに行った。
けれども、ルアーのキャストが相変わらず下手クソで、思った所に飛んで行ってくれない。
それが僕としては全く納得がいかなかった。
そうなると気持ちに火が着いてしまうたちで、今日も近所の野池でキャストの練習というワケだ。
今日はアブガルシアのホーネット、HSPS-6104ML-PS MGSにリールは同じくアブガルシアのHSPS-6104ML-PS MGSをセット。
選んだルアーはPOPX。
この間、POPXをミディアムのベイトロッドで投げたら、ウェイトが合わなくて思う通りに飛んでくれなかった。
なので、今日はミディアムライトのロッドで試してみる。
すると、やっぱりこの間より全然、ルアーの飛び方が違った。
野池のほとりで一人、ルアーを投げていると水辺に青い鳥が見えたような気がした。
カワセミかな・・・。
この野池、ネットで見たらカワセミが来るらしい。
でも、その姿を見たのは一瞬で、果たしてそれが本当にカワセミかどうかは分からなかった。
この近所の野池でカワセミをハッキリと見れるのが先か、それともバスを釣り上げるのが先か、そんな事を考えながらルアーをひたすら投げ続ける。
バス釣りで大事な事。

超ド級バス釣り初心者の僕なんだけれども。
そんな僕が思う、バス釣りで大切な事ってこんな感じ。
- ルアーキャストの正確性
- ブラックバスの特性を知る事
- 特性に合わせたルアー選び
とまあ、こんな感じなのだけれど、超ド級初心者の僕はまずはルアーキャストの正確性をマスターしたい。
何はともあれ、ブラックバスが潜んでいそうな所にルアーを投げられないと上達しないしね。
この間の相模川では、思った所にキャスト出来ず2つのルアーをロストした。
普通、バス釣りでルアーのロストと言うと、根掛かりとかそういうのが理由だと思う。
けれど僕の場合は、投げたルアーが全然違う方に飛んで行って、茂みに引っ掛かってしまった事がその理由だ。
なので今日の練習では遠投よりも専ら、近場でも思った所にルアーを投げられるように心がけた。
オーバースローで投げると、遠くには飛ぶのだけれど、近場の思った所にはなかなかルアーは行ってくれない。
それじゃあ、これはどうだと言う感じで、サイドスローで投げてみる。
オーバースローと違って低い弾道で飛ぶルアーは、そこそこ思った所に飛んで行くね。
でも、たまにあさっての方に飛んで行くので、まだまだ茂みなんかのギリギリの所を狙える腕にはなっていない。
そうして今日、試したのはルアーに振り子のように反動をつけて狙った所に投げるキャスティング。
この方法だと、わりと思った所にルアーを投入出来るようになって来た。
そうやって自分なりに試行錯誤をして、キャストの練習をするのだけれどまあ、これが結構楽しいものだ。
多分、半年とか一年もするとこの日の事を懐かしく思うんだろうね。
そしてそんな日が来るように、今は練習あるのみ。