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僕の家から電動アシスト自転車で5分くらい走った所に野池がある。
ネットで数年前にここでバスが釣れたという記事があった。
それからテレビのロケ隊が来て、池の水を抜いたという話は聞かないのでまだバスはいると思う。
リモートワーク中、ほぼ毎日、ここに来てルアーを投げてるよ。
バス釣り、毎日出来るこのシアワセ

毎日、バス釣りが出来るって言うのはいいね。
リモートワークでもないと、こうはいかない。
早朝4時に起きて、明るくなる5時頃に野池に行ってルアーを投げる。
そこから1時間、2時間ほどバス釣り(と言ってもまだ1匹も釣っていない)を楽しんで、一旦帰宅する。
そしてこのブログを書いて、筋トレをして・・・。
9時を過ぎるとリモートワークが始まるワケだ。
リモートワーク中は、会社には申し訳ないけれど僕は就業時間の半分も仕事をしていない。
そんなだから、お昼休みも11時くらいから13時まで取って、やっぱり時間もまた野池に自転車を走らせる。
フレックスタイムを使えば、15時からフリーになるのでもっとバス釣りを堪能出来る。
なんか、ルアーを投げてると自分にこんな日常が来るなんて、としみじみと思い入ってしまう。
ホント、毎日、バス釣りが出来るって言うのはシアワセ以外、何者でもない。
もともと、水辺が好きな僕だ。
中学の頃から30歳半ばまでサーフィンをしていた。
30歳半ばからはバイクに乗ってるのだけれど、向かう先は湘南とか宮ヶ瀬湖とか、やっぱり水辺が多い。
野池と言えども、ロッドを振って水面を見ているとなんか落ち着く自分がいる。
リモートワークって、自由に使える時間が多くて良いのだけれど、それ以外の所でいろいろとストレスが溜まってしまう。
そんな中、こうやってバス釣りを出来るって言うのは本当に有難い。
ルアーのキャストが定まらない

正直に言うと、バス釣りなんて簡単だと思っていた。
ロッドにリールをつけて、そして糸にルアーを付ける。
それをピュッと投げて後はブラックバスが釣れるまで巻くだけ。
けれど、初めて行った相模川で現実に打ちのめされた。
全然、投げたルアーは思った所に飛んでいかない。
ひどい時には90度も違う方向にルアーは飛んで行く。
一応、バス釣りデビューする前に、ネットでいろいろと勉強をしたんだ。
バスが潜んでいるのは、水中に茂みとか杭とか、そういうのがある所。
だからルアーもそういう所を狙って投げないといけないのだけれど、これがなかなかうまく飛んで行ってくれない。
後で知ったのだけれど、それはロッドの振り方が悪かったんだね。
僕はロッドを最初から後ろに振りかぶっておいて、そこからルアーを投げていた。
あまりにもルアーが思った所に飛んでいかないので、その日の夜、YouTubeでキャストの方法について勉強した。
そしたらすぐにロッドの振り方が悪いんだと分かった。
最初から振りかぶって投げるんじゃなくて、ロッドのしなりを利用するように勢いを付けてうしろに振りかぶって投げる。
その事を知ってからは、少しはルアーはまともに飛ぶようになった。
でも、まだまだコントロールが定まらないんだよね。
これじゃあ、バスが潜んでそうな所にルアーを打ち込めない。
そんな事で、しばらくは早朝の野池ではキャストの練習をメインにする事にした。
まあ、これを毎日やったらそこそこになるだろうと思う。
バスを一度も釣った事がない同級生

そういえば、僕の同級生に一度もバスを釣った事がない同級生がいたっけ。
中学からバス釣りを始めて、30代の時に一度も釣った事がないって言ってた。
その時は、その話を聞いて笑っていたけれど、今、その話を思い起こすと、それはそれでいいんじゃないって思うようになった。
まあ、もちろん「釣り」だからね。
魚を釣ってナンボなんだろうけど。
でも、「釣り」をする事で魚が釣れなくてもいろいろと良い事はあるじゃん、って思うんだ。
サーフィンをしている時、波が来なくて沖で波待ちをしながら海の上でボーッとしてた。
波には乗れないけれど、海の上で漂ってるのってすごく気持ちがいい。
今、野池の水面を見ながらルアーを巻いていると、それはそれで癒される。
この時間はもはや僕にとっては貴重なものになっていて、そこにバスが釣れる、釣れないって言うのは別な問題のような気もする。
まあ、いつか本当にバスが釣れるといいな、ってくらいの気持ちかな。