この記事を読むのに必要な時間は約 6 分です。

この間、一人息子のゆーが一人で福岡まで行って来た。
キャリーバックのキャスター、壊れちゃったよ・・・。
帰ってくるなり開口一番、彼が僕に発した一言。
見るとキャリーバックのキャスター、ゴムの部分が完全に欠落していた。
結構、キャリーバックの修理代って高いんだよね。
キャリーバックの修理、マジで高い

5月にかあちゃんとゆーと3人で大阪に所用で行く予定がある。
なので、キャリーバックは今のうちに直しておかないと。
そんな事でキャリーバックの修理をしてくれる所をネットでググってみた。
当初はキャリーバックの修理なんて、どこでもやってくれるだろうと高を括っていた。
それこそ近所のショッピングセンターの中に入っている、靴とかカバンの修理を請け負ってるお店でキャリーバックも直してくれるだろうと。
けれど、実際にネットで探してみると、これが案外少ない。
僕が住んでいる神奈川県では、検索結果に2〜3件しか出てこない。
こういうケースでは僕の読みはいつも外れる。
とりあえず検索で出て来た、家から一番近いお店にゆーと二人で行ってみる。
お店の人にざっと修理可能か否かも含めて見てもらった。
修理は可能。
とりあえず、その返答にホッとしたのだけれど、次の言葉が問題だ。
そのお店では修理出来ないので、本社にキャリーバックを送るそうなんだが、その送料に4,000円かかるとの事。
そこに修理代が加わるので、合計で7,000円近くになってしまう。
・・・。
新しくキャリーバックを買うつもりはないのだけれど、それにしてもキャスター修理に7,000円は高過ぎる。
すみません、出直して来ます・・・・。
そう言って僕とゆーはそのお店を後にした。
キャスター4つ交換か、それとも1つか

とりあえず、一件目は空振り。
そうこうしているとあっという間に大阪行きの日がやってくるので、少し急いで修理してくれる所を当たってみた。
次の所はメールで修理可能かどうか、事前に答えてくれる。
僕はキャスターの写真を数枚撮って、その業者さんに送った。
それで修理が可能となると、平日に現物を持ち込む事になる。
ネットで場所を調べてみると、場所は厚木の方にあるようだった。
いつもバイクで走っている方面だったけれど、さすがにキャリーバックをバイクに積んで行く事は出来ない。
幸い、リモートワーク中なので会社には申し訳ないのだけれど、就業時間中に抜け出して車で行けばいいかと考えていた。
ところが、である。
業者さんにメールを送って一度、質問のメールは来たけれど、返事をしてもその後が続かなかった。
なんか、変な事を返事しただろうか??
そう思ってメールを読み返すけれど、一般常識的に人の気分を害するような事は書いてない。
一週間、待ったけれどやっぱり返事は来なかった。
まあ、いいか。
そういう所に修理をお願いして、満足の行く出来でなかった場合はトラブルになるし。
そう思って、その業者さんには早々に見切り付けて、次の業者さんへ。
次の業者さんは湘南台にあって、ネットで見る限りでは部品のストックもそれなりにあるようで、スムーズに修理をしてくれそうだ。
修理?出来るよ。
ゆーと二人でキャリーバックを持って行って、お店の人に見てもらうなり、出て来た一言。
その一言に安心する一方、今までの苦労はなんだったんだと思ったくらい。
部品はストックしている物が使えるらしい。
そしてお店の人のオススメは、キャスターは消耗品なのでバランスを考えて4つ全部交換するという事。
4つ交換すると修理費用は約1万円だ。
全部交換すれば安心だし、何より最初のお店では1つ交換で7,000円だから、そのコスパの良さはすぐに理解出来た。
けれど、元々20,000円かそこいらのキャリーバックだ。
それに10,000円の修理代と言うのは、少しtoomuchな気もした。
一方で一つを修理する場合は2,500円。
それを聞いてとりあえず、壊れた箇所だけ修理をお願いする事にした。
キャリーバックの破損。火災保険で直るってよ。

僕は自分でも多趣味な方かと思っている。
バイク、釣り、カメラ、キャンプ、自転車・・・。
お金に余裕があれば、昔やっていたサーフィンもまた始めたいと思ってるくらいだ。
リモートワークで格段に自由に使える時間も増えたしね。
で、一方で趣味が多いと、それなりに見舞われるトラブルもそれなりに遭う。
2年前にはグラストラッカーでコケて、その時ケガをした右手中指は今でも痛む。
一番多いのは物を壊してしまう事。
経年劣化で故障するのは仕方ないのだけれど、ハプニングで破損すると言うのは、出費的にもかなり痛い。
バイクに乗る時は、ケガをしないようにきちんとしたウェアを着る事にしている。
そんなウェアなんだけれど、何度かマフラーに当たり穴を開けてしまった事がある。
バイクのウェアってこれが結構、高い。
家族と旅行に行く時、必ず携えているのがカメラ。
三脚にカメラを乗せて、セルフタイマーで家族3人の写真を撮っていたら、風に煽られてそのままカメラが倒れてしまった。
レンズの収納が出来ない状態で壊れてしまった僕の愛機。
今まで、そんな類のハプニングは年間を通してコンスタントに僕の身に起こっている。
その度にお小遣いから修理代金を出していたのでは、もう完全に僕は破綻している。
それこそ、人生を楽しむ事なんて出来やしない。
でも、でもである。
そんな僕の財政をいつも助けてくれているのが、我が家で入っている火災保険だ。
火災保険って火事で家が燃えた時に、保険会社が何とかしてくれるものと思ってる人が多いと思う。
ところが実際は、その守備範囲はもっと広い。
バイクのウェアもカメラも僕はその修理代を火災保険から賄う事が出来た。
もっともウェアは修理が出来ないから、時価額を払ってもらったけどね。
そんな事で、今回のキャリーバックの修理も少額ではあったけれど、火災保険で面倒を見てもらった次第。
いや、この記事で言いたかったのは、要はそれなんだよね。
人生を楽しむのなら、火災保険ってつまり、必要って事。