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いや、マジでですね。
シャープのホットクック、フル活用しちゃってます・・・。
リモートとうちゃん、今は週イチの出社。
一方で公務員のかあちゃんは週5のフル出社。
ホットクックをアマゾンでポチッとしたのはかあちゃん。
そして、主に使ってるのはリモートとうちゃんって言う、この現実。
そこには高いお金出してホットクック買ったんだから、晩ごはんは外食ばっかしてないで自炊しろと言うあちゃんの戦略があったのは間違いない。
リモートとうちゃんは、まんまとその戦略に引っかかったワケだ。
そして、かあちゃんの戦略は別にして、今ではすっかりホットクックは僕になくてはならない物になってしまった。
リモートワークとうちゃん、晩ごはんは毎日ラーメンばっか

一応、こっちもヒマで仕事をしているんじゃないんでね。
リモートワークで仕事が終わって、それから晩ごはんを作るのって結構しんどい。
週5出勤のかあちゃんの職場、リモートワークをするどころか、その残業の量は過労死ラインを余裕で超えている。
晩ごはん時になっても、全く帰って来る気配はない。
で、高一の息子くんはって言うと、彼の育て方が悪かったのかもしれない。
いくらとうちゃんが仕事中だと言っても、晩ごはんを作るっていう事はしてくれない。
やっと僕の仕事の目処がたった頃、じゃあ、僕が晩ごはんを作るかと言うと、それも面倒だ・・・。
だから必然的に、リモートとうちゃんの仕事が終わると、晩ごはんはそのまま近所のラーメン屋へとなってしまう。
もともと僕は大のラーメン好きなので、それはそれで嬉しい部分がある。
若かりし頃は、会社でラーメン課長なんて言われてた時期もあったくらいだし。
でも、でもである。
血管の病気で70%の確率で死にかけた事がある僕だ。
毎日、ラーメンばっか食べていて良いワケがない。
当たり前だけれど、そんな生活のせいで体重計に乗ればそこに現れる数字はとんでもない事になってるし。
少し前まで、僕の家のあたりって何気にラーメン激戦区だった。
大勝軒系、白河中華そば系の美味しいお店があって、ラーメン屋さんには困らない。
だけど、やっぱりラーメン屋さんの経営って難しいんだろうね。
大勝軒系のお店は長く続いていたけれど、ある時、いきなり閉店してしまった。
SNSを見る限りでは、店主の体調不良が原因らしいけれど・・・。
白河中華そばのお店の方も結構、賑わっていたんだけどね。
こちらの店主もバイク乗りって言う事で、行くと共通の趣味の話で盛り上がったりもした。
けれどある時、バイクでコケたか何かしてそのまま閉店・・・。
それ以来、僕の家の近くにはこれと言ったラーメン屋さんがなくなった。
仕方ないんで、僕と高一の息子くんが晩ごはんを食べに行くお店と言えば、もっぱらチェーン店のラーメン屋さん。
スープには間違いなく、化学調味料が入っている。
しかもたっぷりと。
尤も、ラーメン二郎で価値観をおかしい方に持って行かれた僕だ。
化学調味料が入ってるラーメンって、決して嫌いって言うワケでもない。
だからラーメンを食べる時は、よっぽどマズい物でない限りはスープは全部飲み干してしまう。
こんな生活をしているんだから、健康にもダイエットにも良いはずはないよね・・・。
リモートとうちゃんがホットクックで作ったもの

そんな生活に見かねてか、かあちゃんがAmazonでホットクックをポチッとした。
かあちゃんからホットクックの話を聞いた時、正直、何それ?って感じだった。
え〜、仕事終わってから晩ごはん、作れってぇの??って思ったのも事実だ。
実際、リモートワークのとうちゃんがしなければならない事は他にもある。
洗濯物をベランダから取り込んで畳まなくちゃならない。
次の日に出すゴミをまとめる。
廊下とかリビングが埃っぽい時は掃除機だってかける。
それなのにこれ以上、僕に家事をやれって言うの??、と。
暇で家で仕事してるんじゃないって言葉がマジで喉元まで出掛かった。
多分、本当にそれを言っていたらかあちゃんと喧嘩になっただろうね・・・。
だけどホットクックが我が家に来て、すぐに僕の認識は変わってしまった。
マジでカンタンじゃん、これ。
カレーはじゃがいもの皮を剥いて、玉ねぎを切って、そしてルーと一緒にホットクックに入れるだけ。
それだけで1時間もかからずにカレーが出来てしまう。
へぇ、野菜とか肉を炒めないんでいいんだ・・・。
それまでのカレーって具材を炒めて、そして煮込んで・・・って感じで「作業」が多かった。
それがホットクックは具材量をカットするだけ。
後は全部、ホットクックに任せればいい。
さらに特筆すべきは、その出来栄えだ。
カレーにしても何にしても、とにかく美味しい。
レシピ通りに具材量を放り込めば失敗はあり得ない。
元々凝り性という性格もあって、すぐに僕はホットクックのファンになってしまった。
僕の好物である横浜の中華街で食べる牛バラカレー。
これも作れるんじゃね?と思って作ったら、すんごいのが出来た。
ホットクックがあったら、わざわざ座間から横浜の中華街に行かなくてもいいんじゃね?と思える出来だ。
それから僕がホットクックで作った物。
- 肉じゃが
- 角煮
- 東坡肉(トンポーロー)
- 鳥チャーシュー
- カレイの煮付け
- タイ風カレー
- 手羽中甘辛煮
- いかめし・・・
とまあ、こんな感じ。
なんか、居酒屋メニューっぽいのが多いような気もするけれど、それは気のせいって事で。
ホットクックがきっかけで電動アシスト自転車を買った

そうなるとホットクックで作る料理が楽しくて仕方ない。
ホットクックには公式のレシピがあるけれど、ネットでググるとそれ以外にもいろいろな物が出て来る。
あんなの食べたいな・・・と思って調べればホットクックを使ったレシピは大抵、ネットにUPされている。
料理を作るために食材を買いにスーパーに買いに行くのって、それまでは面倒以外、何者でもなかった。
それが今では東坡肉(トンポーロー)を作るために皮付きの豚バラ肉を探しに、スーパーをはしごする程だ。
そんな食材を探していると、一つのスーパーでは用を足せない事がある。
探していた食材、良い物が売ってないと、他のスーパーに行ってみようってなるワケだ。
するとスーパーを二軒、三軒とはしごをするのだけれど、この間買った電動アシスト自転車はこのために買ったと言っても良いかもしれない。
我が家には僕のとうちゃんから買ってもらった、ちょっと良い包丁が2本ある。
その包丁が良い物だと言う事は、それとなく知っていた。
でも、それまであまりその包丁の有り難みを実感していなかった。
ところが、である。
ホットクックで料理をするようになってから、それが一変した。
包丁で食材を切って、ホットクックに放り込む。
そして、美味しい料理が出来上がるのがすごく楽しいので、包丁への思いも必然的に強くなって来た。
しばらくまともに使ってなかったその2本の包丁。
ネットでググって、研いでくれる職人さんを探した。
そうしたら、横浜の阪東橋に職人気質ハンパない、刃物研ぎ屋さんを見つけた。
研ぐのを頼むために行った時、職人さんが2本の包丁を見て「料理人さんですか?」って聞いて来た。
なんとなく、返事に困ったのだけれど、そこはウソは付けない。
「ズブの素人です」って答えておいた。
とりあえず、今はホットクックに頼る僕だけれど、いつかは自分の力で美味しい料理を作れるようになりたいものだ。