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豊しま@飯田橋。立ち食いそばたぐりながら人生、考えた。

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運動不足が著しい今日、この頃。

その日はいつもより早く家を出て、就業前に丸の内をウォーキングしようと考えていたのでした。

でも、ついつい、食欲という誘惑に負けて東京駅に着く前に飯田橋で途中下車。

お目当ては立ち食いそばのお店、豊しまです。

まあ、ここの所ダイエットも頑張ってやっていたし、たまには良いかと。

豊しま、初訪問です。

ここの厚肉そば、前から食べてみたかったんですよね・・・。

豊しまの元祖厚肉そば

ネットで立ち食いそばというキーワードでググると、どのサイトでもかなりの確率で紹介されているのが飯田橋の豊しまです。

こちらのお店の目玉は「元祖厚肉そば」

ご覧のとおり、厚肉(豚の角煮)がデロンと乗っているそばですね。

元々、ジロリアンだった僕にとっては、我孫子の弥生軒(唐揚げそばで有名)同様、この手の路線は見過ごすわけには行きません。

と言う訳で総武線の飯田橋駅に降り立ったのは午前6時過ぎ。

お目当ての豊しまは飯田橋駅から徒歩5分程度の所にあります。

雨がシトシト降る中、お店に辿り着くと生憎まだ開店前。

シャッターが閉まったお店の中からは、何やら仕込みをしている音が漏れて来ます。

お店の前でしばし待っていると、開店時間の6:30を少し過ぎてガラガラとシャッターが開きました。

中から出て来たのは初老のご主人。

お店の前にはお客さんは僕一人しかいません。

僕はそそくさと給水機で水を汲み、店内をさっと見渡しました。

店内と言っても、カウンターだけのお店なんですけどね。

厨房の壁にはいくつかのメニューが貼られています。

なんとも手作り感満載のメニューが良いですね。

その中でもひときわ目立つのが、元祖厚肉そば(680円)のメニューです。

もちろん僕は他のメニューに目もくれず、厚肉そばを頼んだのでした。

それにしても大盛りは240円増しという破格のお値段設定。

大きな角煮がデロンと入っているとはいえ、厚肉そばですら680円というのは立ち食いそば界隈では破格です。

にもかかわらず大盛りで240円増しという設定とは、これいかに・・・という感じですね。

果たしてどんだけ盛られてくるのか、少し興味があります。

宝くじが当たる事があったら、躊躇なく大盛りをオーダーしてみようと思います。

厚肉そばを注文するとご主人は手際良く、おそばを作って行きます。

茹でた麺を入れたどんぶりを手に、お店の奥に入って行きました。

どうやら、煮込まれた角煮はお店の奥にあるのでしょう。

そして程なくして、僕の目の前に厚肉そばが運ばれて来ました。

豊しまの厚肉そば。お肉はトロトロという程では・・・

カウンターの上に置かれた厚肉そば。

見た感じはネットで多くの人がアップしている写真のイメージまんまですね。

どんぶりの半周を覆うくらいの角煮がデロンと入っています。

その色の濃さから、味はかなりしっかりしたものと想像が尽きます。

そしておそばの上には、天かすが浮いていました。

この天かすはデフォルトです。

さて、ひと口、角煮を食べてみることとしましょう。

端で持ち上げると、やっぱり角煮はデロンと持ち上がりますね。

柔らか過ぎて箸で掴めないという程ではありません。

厚さは角煮というより、厚切りベーコンという感じでしょうか。

でも、あんまり厚過ぎると胃にもたれるので、50歳過ぎの僕にとってはちょうど良い感じ。

口に入れると、赤身の部分に程良い歯応えを感じます。

悪く言うと、角煮としては少しボソボソ感がありました。

そして脂身の部分は角煮らしくトロントロンに仕上がっています。

全体的な印象で言うと、立ち食いそばに入っている角煮としてはこれで良いのだと思います。

角煮自体のスペックが高過ぎるのはいかがなものでしょう。

というのも、この角煮が入っているのは他でもない、立ち食いそばなんですから。

あまりにも角煮が美味し過ぎると、B級グルメである立ち食いそばの全体としてのまとまり感が失われるように感じます。

これはこれで完成された立ち食いそばだ・・・。

僕の感想としてはこんな所です。

豊しま。厚肉そばを食べているのは僕だけ

先述のとおり、開店と同時にお店に入ったのは僕一人でした。

お店が面している道路には、仕事に向かう人が普段よりも歩速を上げて歩いています。

そんな中、一人だけ独特の店構えの立ち食いそば屋さんでこの時間からそばをたぐっているのは少しだけ気が引けました。

それでもしばらくすると、一人、また一人とお客さんが入って来て、あっという間にカウンターはお客さんで埋まりました。

見ていると、どうやら僕以外はみなさん、常連さんのようです。

中には注文もしてないのに、目の前にそばが運ばれてくるお客さんもいます。

そして僕が気になったのは、僕以外のお客さんは誰一人として厚肉そばを食べていないという事。

まあ、常連さんが毎日のようにこのお店に来ているのだとすれば、680円という価格設定は間違いなく懐に優しくありません。

常連さんたちが食べているのは、やっぱり立ち食いそばの王道、かき揚げそばでしたね。

豊しまのそばは抽出麺です。

最近では思い出横丁のかめやなどのように、蕎麦粉がしっかりと入っている麺を使っている立ち食いそば屋さんも増えて来ました。

でも、豊しまの麺は昔ながらの立ち食いそば屋で使われているような麺です。

かめやとかのそばが好きな人にしてみたら、なんともチープに感じてしまうかもしれません。

まあ、普通の蕎麦屋さんではなくて、立ち食いそばを食べて育った僕にとっては、これはこれで美味しいのですが・・・。

そしてつゆの方はやっぱり濃い目です。

言い換えるとコテコテの関東風というつゆでしょうか。

つゆの味わいは出汁というより、味濃いめによる所が大きいと思います。

良くも悪くも関東のB級グルメ感がハンパなく出ていますね。

そんなそばです。

立ち食いそば好きの僕にとってはこれもアリって感じです。

今度来た時は厚肉そばではなくて、常連を気取ってかき揚げそばでも頼んでみたいと思います。

豊しまのご主人。いつまでも頑張って欲しい。

僕はご主人の作ってくれた美味しい厚肉そばをたぐりながら、考えていました。

視線の先には、後から入って来たお客さんの注文に忙しそうに応えているご主人がいます。

果たしてご主人、おいくつなんだろう?

見た感じ、70歳には行っていないような気がしますが・・・。

僕の勤めている会社では60歳以降、本人が希望すれば嘱託として継続雇用してくれる事になっています。

けれど嘱託で残っても、その頃、本当に僕の仕事ってあるのだろうか?と考えてしまう事がよくあります。

一応、規則では会社には残れるものの、でも一方でその時に自分の適正に合う仕事があるかどうかは別の話だと思います。

もちろん、嘱託になれば給料は今よりも激減します。

自分に合わない仕事をして、しかも給料は減ってしまう・・・。

60歳を迎えた時、自分にそんな境遇が待っていたとしたら、どうでしょう?

ちょっと僕は考えてしまいますね。

長年、サラリーマンという生き方を選択して来て、終わり方が自分の望まない形ってなんだか寂しい気もします。

これは大反省すべき事なんですが。

以前の僕には、豊しまのようなお店を何歳になっても切り盛りしている人を軽蔑していたような所がありました。

一生、働き続けないといけない人。

僕はそう思っていたのです。

けれど、いよいよ僕にも老後という時間が近づいて来ました。

その今の僕が一生働かないといけない人を見た時、ちょっと見方が変わって来ました。

自分の得意な仕事を何歳までもやれる人。

自分の仕事で人に喜んでもらえる人。

なんか、そういう仕事をしている人がとても立派に思えて来たのです。

それに比べて、です。

もし僕が60歳以降も会社に嘱託として残ったとします。

その時に取り組む仕事って、果たして誰かに喜んでもらえるものなんだろうかという考えてしまうのです。

多分、それはNOでしょうね。

僕には厚肉そばを作る技術も経験もありません。

そう思うと、たぐっている厚肉そばは、とても崇高な味になってきました。

そして目の前で忙しそうにしているご主人、いつまでも頑張って欲しいなと思えてならなかったのです。

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