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僕の勤めている会社はついこの間まで晴海にありました。
今は都内の別の場所に移転してます。
でもあの辺りが好きなので、今でも(コロナ禍前)たまにバイクでフラッと行ったりします。
けれど、晴海の先っぽの方に今、作っている某マンション群を見ていると、マジであれ、どうするんだろう?と思っちゃいます。
まあ、投資目的で買ってる人は今時少ないとは思いますけど・・・。
それとかオリンピック需要を目論んで、民泊用物件に大金叩いちゃった人とかですね・・・。
投資って、マジで難しいですね。
特に僕みたいに50歳を過ぎてくると、もう投資では時間を味方に出来なくなります。
ここでは僕の投資に対する考え方をまとめてみました。
良かったら参考にしてみて下さい。
リストラとうちゃんの投資基本方針
最初にお話しをしておくと投資に関して僕は、ほぼ勝率10割を誇ってます。
今まで投資したお金はほぼ、元本を2倍にしました。
僕が投資を始めたのは今から20年前、つまり30歳くらいからです。
今までの投資で稼いだお金で、おかげ様で住宅ローンは全部、返すことが出来てしまいました。
こう言うと、なんか僕が特別な投資スキルを持っているかのように思われるかもしれませんね。
けれども僕はハッキリ言って、投資に関してはズブの素人です。
一応、大学は経済学部を卒業してますけれど・・・。
僕が今までの投資で成功したのは、自分なりに決めた投資のルールを頑なに守って来たからなんです。
そしてそれって、誰でも出来る事だと思います。
そんなに難しい事じゃありません。
株は底値で買って高値で売る
まずは大前提のルールがこれです。
底値で買って、高値で売る。
言い換えると買った値段以下で、株を売らない事です。
これが出来れば株式投資は絶対に損をしません(笑)
そんな事、わかってるわいと言われてしまいそうですが、それが出来ないからみんな、株で損をするワケですよね。
僕の株式投資の経験の中で、一番忘れられないのがやっぱりリーマンショックの時です。
あの時は、毎日のように株価は下がり続けました。
多分、普通の投資家なら怖くてこのタイミングで株を買うと言う事は出来なかったと思います。
けれども、僕にとってはこの出来事は絶好のチャンスでした。
今まで欲しくても高くて買えなかった銘柄がこぞって、お手頃価額まで下がりました。
リーマンショックの最中、株式を買い漁るという行為は、当時は奇特な事と思われたかもしれませんね。
でも、株価は基本的に上がるものと僕は思っているんです。
もし、株価は下がるという前提が成り立つのであれば経済は成り立ちません。
だからあの当時、株を買い漁っていた僕には不安なんて、一抹もなかったんです。
狼狽売りをする人が僕には信じられませんでした。
株式投資は長期で考える
これも僕の株式投資においては、大切なルールです。
株式投資は長期で考えます。
具体的に長期というのは、10年とかそれ以上ですね。
だから株式を買う時の資金は、10年とかそれ以上の時間を許容出来るものに限られます。
言い換えれば、1年後とか2年後に必要な分のお金は投資には振り向けません。
長期で考えるというのは、株式とは長期的に見れば上がる確率が高くなるからなんです。
短期的には株価は上昇、下落を繰り返しますけれど、長期で見るとそのカーブは右肩上がりになります。
これは過去の株価の推移を見れば誰でも分かります。
株式投資を長期に考えれば、最初にお話しした底値で買って高値で売るという事はそう難しい事ではなくなります。
まあ、ここで大事なのは投資したお金が1日単位で増えた、減ったと一喜一憂する事のない、どっしりと構える姿勢なのですが・・・。
長期投資を基本とすると、他にもメリットがあります。
それは手間が全然かからないという事です。
僕は本業がサラリーマンです。
だから平日の昼間はメチャクチャ、仕事で忙しい思いをしています。
それこそ、スマホを取り出して株価をチェックするヒマなんて全然ないんです。
短期の投資で利益を出そうとしたら、毎日の株価って細かく抑える必要がありますよね。
でも10年とかそれ以上の時間軸で考えると、そんな手間はまったくいらなくなります。
だって、1日とかそこいらで株価が2倍になるなんて、普通はありえませんからね。
一度、投資した株はじっくり時間をかけて大樹になるまでじっと待つ。
その間は何もする必要はないんです。
自分の分からない分野には手を出さない
僕はFXとか不動産投資とかをした事はありません。
その理由はとても簡単です。
その分野の知見が僕には全くないからです。
言い換えると、FXとか不動産投資における判断材料が全くないからなんですよ。
僕が投資をする株式は、よく知っている企業のものがほとんどです。
その企業の事業を応援したいと思うかどうかを、投資の物差しにしているんです。
応援したいと思えれば、もし失敗しても自分なりに納得出来る部分もあるじゃないですか?
そして投資をしている間、その企業とは一体感すら感じる事もあります。
でも、不動産投資となると話は別です。
不動産価額がどうやって決まるのか。
それはネットで調べてれば、ある程度は分かります。
けれども、投資というシチュエーションで十分通用すると思える知識の習得までは全然、追いつけません。
要は自分が納得できないものに、大切なお金を預ける訳にはいかないって事ですね。
FXもおんなじです。
仕組み自体はそれほど難しくはないのですが四六時中、神経をすり減らしそうでとても僕は好きになれないのです。
無理は続きません。
無理をすれば絶対に失敗します。
失敗は人生の成功の元と言います。
けれども50歳を過ぎた僕には、それほど時間がないので失敗ばかり繰り返すわけにはいかないんですね。
だから僕は自分の守備範囲以外のものには、手を出さない事にしています。
株式投資は多分、もうしません。
リーマンショックの時に買い込んだ株式も含めて、それまで仕込んでいた株式を2019年10月に全部、手放しました。
おかげでその収益は相当な額になりました。
東京オリンピック前に株式を手仕舞いするという事。
これは以前から決めていたんです。
東京オリンピックを過ぎれば、日本の景気は悪くなると踏んでいました。
本当はオリンピックが終わった直後に手放すつもりだったのですが・・・。
でも、何か妙に気になって、当初の予定を変更して2019年のうちに処分したんです。
まあ、それは第六感的なものがあったかもしれません。
今思えば、それが大正解でしたね。
おかげで、コロナ禍前に完全に売り抜ける事が出来ました。
いったん、このタイミングで投資をしていた全ての資金を回収しました。
じゃあ、これからどうするかって事なんですが。
僕はこの先、もう株式投資はしない事にしています。
それは僕には残りの人生において、株式投資で味方につけられるだけの長い時間がないという事が理由の1つです。
日本はこれから先は長い間、景気が低迷すると僕は考えているのも理由ですね。
これからの日本は、景気が一旦、落ち込むと10年や20年じゃリカバリーしないんじゃないかと思っています。
なにしろこれからの日本には明るい材料が全く見当たりません。
場合によっては社会のシステムが大きく変わるんじゃないかと。
せっかく今まで投資で増やして来たお金を、ここで溶かしてしまうワケにはいきませんからね。
50歳を過ぎてリストラ寸前の僕は、お金は増やす事ではなくて、いかに減らさずに暮らして行くかという事に軸足を置いていこうと思っています。