アラフィフとうちゃん、仕事しないでバイク、自転車、釣り、SUP、キャンプなんかを楽しんでます♪

リストラ寸前のとうちゃんは人生を楽しむことにした。

コラム

リストラとうちゃん、たまに地方移住について考えてます。

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この記事を読むのに必要な時間は約 10 分です。

多分、50歳過ぎともなると、地方移住について考えたことのない人っていないんじゃないかと思います。

特に東京とかその辺の所に住んでると尚更ですよね。

地方移住。

中高年にとってはなんとも夢のある話に聞こえます。

首都圏に比べて、地方は間違いなく土地も安いし。

なんと言っても食べ物が美味しいです。

でも、僕が諸手上げて地方に移住したいかと言うと、決してそうではない自分がいたりするんです・・・。

テレビの移住番組、感化される人も多いはず。

土曜日の夕方になると、決まって見る番組があります。

そこに登場しているのは、多くが定年を迎えて地方に移住で暮らす人たち。

そば打ちをしたり、野菜を作ったり・・・。

その日の番組の主役の人はみんな、移住先の地元民と打ち解けて、楽しそうに新しい新天地で暮らしています。

最近では芸能人が地方に移住するという、企画番組もありましたよね。

そういう番組、見ていると本当に楽しい。

自分に置き換えて番組を見ていると、なんだか地方移住の擬似体験が出来てしまうようです。

でも番組が終わって、そして翌々日の月曜日がやって来ると一気に現実に引き戻されてしまうワケですよ。

オフィスビルの立ち並ぶ街並みを歩いていると、少し嫌になってしまう自分がいたりします。

会社のオフィススペースに一歩足を踏み入れれば、そこでは人間関係が本当に煩わしくゴチャゴチャに絡み合ってるし・・・。

地方に移住したら、こんな面倒な事から一気に解放される。

自分が置かれている人間のしがらみとか、社会的立場の陣取り合戦が根底にある争いとか。

そんな事が繰り広げられている現実から逃避したくなるのは多分、僕だけではないはずです。

土曜日の夕方にやっているあのテレビ番組。

あの番組に感化されて地方に移住する人って、すごく多いんだろうなって思います。

移住するなら何処がいい?と聞かれてしばらくは答えが出せないでいました。

我が家は比較的、家族3人でそろってごはんを食べる事が多いんです。

高校一年生になる長男も、今はまだ一緒にごはんを食べてくれます。

まあ、憎まれ口は普通にききますが(笑)

移住番組をつけながらごはんを食べていると、やっぱり自然と移住するのなら何処がいい?って話になります。

今、僕たち家族は神奈川県の某市に住んでいます。

決して都会ではないけれども、都心へのアクセスはわりかし便利な所です。

少し離れた所には自然豊かな宮ヶ瀬なんかもあるので、趣味のバイクにはとてもうってつけの所だと思います。

その気になれば家庭菜園なんかも出来ちゃいますしね。

だから考えようによっては、すでに地方移住の気分はここで味わえちゃうんです。

でも一方で、本気で地方移住をしたいと考えている人にとっては、こういう所はちょっと中途半端なのかもしれません。

だからもし移住をするなら自分だったら何処を選ぶか。

それだけ聞くとなんとも夢のある話なんですが・・・。

普通の人なら北海道?それともアルプスの麓の空気がキレイな所?って感じでいろんな妄想をするんでしょうね。

けれど、僕にはそういう妄想って一切出来なかったんです。

そんな事で、移住するなら何処?という問いに僕は長い間、答えを出せずにいました。

なにしろ、地方移住って実際にしてみるとそんなに良い事ばかりじゃないって事を自分の経験から知っていたのですから。

福岡に4年半、住んだ事があります。

別に移住したワケじゃないんですけどね。

実は僕たち家族は4年半、福岡に住んでいた事があります。

2007年から2011年までですね。

会社の異動で福岡に引っ越したんです。

福岡と言っても都市部の所じゃありません。

普通、福岡に転勤となると、住む所は博多とか天神からほど近いあたりに住むものです。

でも僕はどうせ福岡に住むのなら、海が近い所がいいと思ったんです。

それも夏になったら普通に泳げるくらい、海がきれいな所がいい・・・。

そんな事で僕たち家族、福岡市の西のはずれに住む事にしました。

一応、福岡市でしたけれど、はずれの方だったのでその辺りは完全に田舎でしたね。

借りた家は築ウン十年経っている平家の一戸建てでした。

建物は古いけれど家は大きいし、手入れが行き届いた庭だってありました。

雰囲気的にはちょっとした旅館のような家だったんです。

その家から、海までは歩いて5分程度。

夏になれば海岸では花火大会が行われます。

それに子供とよく泳ぎににも行きました。

キャリアに七厘とかクーラーボックスを乗っけて3人で海岸に行くんです。

そこで海を見ながらホルモンを炭火で焼いて、ビールを飲みます。

真冬の早朝に海岸沿いを散歩していました。

そしたら、波打ち際にヤズ(ブリの子供)が打ち上げられていたんです。

それを拾って来て、朝から煮付けにして3人で食べました。

バイクで走るにも最高の土地でしたよ。

20分も走ると福岡のリゾート地、糸島半島があります。

そして西へ行くと唐津とか平戸に行く事が出来るので、週末はそれこそ毎週、旅行気分でした。

だから福岡にやって来たばかりの頃は、こんな楽しい生活をしちゃっていいのかなって思ったくらいです。

しかも、会社からお給料をもらいながら・・・。

福岡に転勤になった人って、そのままそこに居ついてしまう事も多いんですね。

僕も福岡を終の住処にするのもアリだなって、本当に思いました。

でも、それは最初の頃だけだったのですが・・・。

地方は地域コミュニティに成り立っている。

地方は東京とか都会に比べて地域コミュニティがすごく濃いです。

逆に都会は、近所付き合いがすごく希薄。

まあ、これは考えれば分かる事なんですけどね。

それって、都会は別に近所の人と付き合わなくても社会生活は成り立つからなんですよ。

でも地方は違います。

行政サービスは間違いなく都会と比べて劣ります。

それを補っているのが地域コミュニティなんですよね。

具体的には自治会のような、地元の人たちで構成されている組織です。

地方は地域コミュニティが活発というのはまあ、考えれば当たり前っちゃ当たり前のような気もしますが・・・。

でも、福岡に行く前までは、僕もそれに気が付かないでいたんです。

移住先として人気になる所は、大半が地域コミュニティとの共存が必須です。

言い換えると、地元の人たちとうまくやっていかないとそこでは暮らせません。

僕も福岡に行ってすぐに、地元の「中年会」なるものへの加入を余儀なくされました。

中年会は、地元のコミュニティの中心的組織です。

毎年行われるお祭り。

地域清掃活動。

老人会の運営(お世話)・・・

実に中年会のその守備範囲は広かったですね。

中年会に入って感じましたが、この組織は地域文化の担い手でもあるのです。

中年会の人たちはメチャクチャこの地を愛していました。

そんな彼らからは、この地を愛していない人にはここに住んで欲しくないという感情すら伝わってきます。

中年会に入ってそこの人たちと打ち解けて活動していれば、間違いなく地元民になれます。

移住を夢見て、地元の人たちとの交流を期待していた人にとっては、こういう組織に参加する事が一番、手っ取り早いですね。

でも、僕は違いました。

別に僕はこの地域に溶け込みたいと思っていたワケじゃないんです。

ただ、それまで住んでいた地域よりも田舎の所に住みたかっただけなんですよね。

そこで都会では味わえないキレイな景色に、日常的に接したいだけ。

でも、人と人との距離感はそれまでと同じ、都会でのものと同じくらいが良かったです。

正確に言うと、田舎での人との距離感って、こんなにも近いとは思ってもいませんでした。

言い方は悪いんですが、入って来ては欲しくない所までズカズカと入り込んで来ます。

僕たちの感覚で言うと、そこまで入り込んでくるのは親兄弟までにして欲しいという感じです。

だから福岡では、近所の人たちは我が家にやたらと干渉してきました。

でも、等の僕たちは相変わらず、こっちから一線を引いちゃってるワケです。

そこからコッチは入ってこないでビームを出しまくりながら(笑)

なので、中年会の人たちが求めるような地元愛は僕にはまるっきりありませんでした。

福岡に移住した最初の頃はまだ良かったんです。

僕もなんだかよく分からず、社交辞令的に近所の人と付き合っていましたからね。

でも、すぐに無理が生じて来ました。

地元の人たちの近すぎる距離感に僕がアレルギーを起こしたワケです。

僕の態度にも出て来るようになりました。

すると地元の人たちもだんだんと気が付いて来ました。

ああ、コイツはよそ者だったんだなと。

そうなると地方の人って早いですよ。

それまですごく仲良さげに話しかけて来た近所の人は一人、また一人と僕に近寄らなくなったんです。

まあ、少しコミュ障気味の僕にはそれは苦ではなかったんですが・・・(笑)

そうこうしているうちに福岡での勤務が終わり、また東京に戻って来ました。

今思えば福岡はやっぱり、良い所でしたね。

でもまた同じ所に住むかと言われた、もう住みません。

地方への移住というものがどんなものか、よく分かったからです。

キレイな土地に住みたい、美味しいものを食べたい。

それだけじゃあ、ダメって事です。

地方に移住するのなら、先に住んでいる人たちをリスペクトして、彼らと共存してやって行くくらいの覚悟がないとハッキリ言って僕は無理だと思います。

福岡に住んだ約4年間。

キレイな景色とか美味しい食べ物。

それに家族3人で行った旅行なんかは良い思い出として残っています。

けれど地元の人たちとの楽しかった思い出があるかと言うと、ほぼ皆無です。

リストラとうちゃん、今引っ越すのなら横浜の金沢八景あたりかな

移住するのなら何処に住みたい?

そう聞かれたら今の僕なら、横浜の金沢八景あたりって答えます。

横浜の金沢八景は適度に田舎です。

僕の好きな海もあるし。

近くには大きな病院だってあるので、老後はそれほど困らないでしょう。

湘南だって道が空いていれば、車やバイクで行っても30分もかかりません。

そして何より地方とは言い難い場所なので、地元住人に溶け込まないと村八分にされるという事がないのがいいですね。

それこそ、お金と機会があればすぐにでも引っ越したいくらいです。

リストラとうちゃん世代の移住、僕はあんまりガチの田舎には行きたくないですね・・・。

っていうか、マジで無理ですわ。

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