アラフィフとうちゃん、仕事しないでバイク、自転車、釣り、SUP、キャンプなんかを楽しんでます♪

リストラ寸前のとうちゃんは人生を楽しむことにした。

バイク

リストラとうちゃん、バイクに乗って走り出す。

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夜と朝の中間の時間。

早朝の3時とは、ちょうどそんな感じの表現がぴったり来る時間帯だと思います。

そんな時間に一人、ガレージの鍵を開けて中で眠っているバイクを僕は引っ張り出していました。

キャブレターをTMR-MJNに変えました。

だからエンジンをかける「儀式」が以前とは少しだけ、違います。

でも儀式の勝手はどうあれ、やっぱりこの瞬間はいくつになってもドキドキするもの。

久しぶりのバイクです。

さて、今日はどこに行こう?

バイクに僕が乗り出したのは30歳半ば

エンジンに火を入れてから、暖気もそこそこに回転数を抑え気味にして走り出します。

さっきまで、少し蒸し暑さを周りの空気の中に感じていましたが走り出すと途端に空気は寒くなりました。

家を出る時、ウエアをどうしよう?考え込んでました。

5月のこの時期、しかも早朝の時間帯は行く先によってはかなり寒いんです。

湘南ならまだいいのですが、宮ヶ瀬あたりは季節は1つ前という感じ。

久しぶりにバイクに乗るので、やっぱり行先はワインディングが楽しめる宮ヶ瀬かな?

目的地をはっきりと決めてはいなかったものの、心の何処かではほとんど行き先をいつもの場所に決めていました。

宮ヶ瀬であれば、ウエアは少し着込んだ方がいい。

そう思ったので、僕はメッシュジャケットの下にはユニクロのポケッタブルパーカーを着て出発しました。

僕が住んでいる所は、プライベートは割と充実しています。

休日にバイクで走り出すと、あたりはすぐに住宅地から緑の多いエリアに景色を変えます。

僕は緑の中を気持ち良くバイクを走らせます。

早朝なので、渋滞だってありません。

ああ、やっぱりバイクはいいや。

そう思いながら僕はバイクのスロットルを開け続けました。

やがて、バイクを走らせていると、目の前の宮ヶ瀬の山々は僕の視界のほとんどを占めるようになって来ました。

やっぱりここまで来ると、空気は街のそれとは間違いなく違うものになってきます。

体に当たる風は間違いなくさっきより冷たい。

着込んで来て正解だったなと改めて思いました。

それにしても僕が今まで趣味として嗜んで来たものは、どうしてこうも早朝をその活動の時間帯とするものばかりなのだろう?

ふとそう思ってしまう事があります。

14歳から始めたサーフィン。

やっぱりサーファーの朝は早いんです。

波がある日は朝日が昇る前から海に入ります。

そして30半ばで乗り始めたバイク。

海の中のルールが守られない事に嫌気がさして、海から陸に上がりました。

波乗りをやめてバイクに乗ろうと決めた時は、なんともバイクに乗るという事とは楽しげな事のように思えました。

でも、実際にバイクを手に入れて乗り出してみると、それは甘かった事に気が付きます。

渋滞がひどい昼間に乗るとストレス発散どころか、逆に鬱憤が溜まってしまうのでした。

そんな事でバイク乗りになっても波に乗っていた頃と同じく、休日であっても平日より早く起きる生活が今でも続いているという訳です。

30歳半ばに意を決して乗り始めたバイク。

今では僕の人生の大きな部分を占めるようになりました。

バイクに乗るのはほぼ1年ぶり。

50歳の僕にとって、1年間のバイクのブランクというものは、かなり大きなものでした。

だから久しぶりにバイクに乗った時はかなり緊張してしまったものです。

何よりも僕が恐れたのは立ちゴケ・・・。

キャブレターを変えた事で、エンジンのフィーリングやアクセルワークが微妙に変わりました。

それにスイングアームも変えた事で、車高も若干高くなっています。

ここだけの話ですが僕は人よりも幾分、足が短いんで、車高が高くなって帰って来たのはちょっと閉口しました。

それ、聞いてないよって言うのが本音です。

言ってみたら僕のバイクは、1年前とは別物になって帰って来たと言ってもいいかもしれません。

自分のバイクとは言え、勝手知ったるそれとは違っていたので、何かミスをすれば立ちゴケをしてしまうような気がしていました。

立ちゴケをしても修理代を捻出出来る財力が今の僕には全くありません。

というのもついこの間、バイクが帰って来た時になけなしのへそくりを全て吐き出してしまっていたのでした。

もうそろそろ、あれから1年になろうとしています。

あの日の事は今でも忘れもしません。

僕は奥さんと長男の3人でリビングでごはんを食べていたんです。

するとテレビでは、バイク店に車が突っ込んだというニュースを告げていました。

あ〜あ、大変だ・・・。

そう思いながらテレビの画面に目を向けると、そこに映っていたのは僕がいつもよく行くバイク屋さんの映像。

しかも画面の中には僕のバイクが映り込んでいます。

実はキャブレターを交換するために、僕は自分のバイクをそのバイク屋さんに預けていたのでした。

対岸の火事だと思っていたのが、一瞬にして全身火の車に覆われた気分です。

まあ、それからいろいろあったのですが、その話は追々させて頂く事として。

結局、僕の手元にバイクが帰って来たのはほぼほぼ、1年経ってからという事になった訳です・・・。

リストラ寸前のとうちゃんがバイクに乗れる幸せ

30歳半ばに、奥さんに無理を言って僕はバイクの免許を取らせてもらいました。

実はその頃、奥さんのお腹の中には長男が宿っていたんです。

今にして思えば、バイクの免許を取りたいなどと、僕はよく言えたものだと思います。

そしてもし機会があれば、改めてなぜあの時、免許取得を了承してくれたのか奥さんに聞いてみたいとも思います。

さらにはふと立ち寄ったバイク屋で出会ってしまった今の僕のバイク。

普通なら出産を控えていて、これからお金がかかる時期なのにウン十万円もするバイクを買ってくれなどと言える訳がありません。

今の僕なら、言えない気もします。

でも、当時の僕はそれを言ってしまった訳です。

そんな事で、僕は今でもバイクに乗る時は奥さんに感謝の念を抱かずにいられません。

僕が早朝にバイクに乗る理由はそこにもあります。

まだ奥さんと長男が寝ている時間にバイクに乗って帰ってくる。

僕がバイクに乗って帰ってくる頃に、ちょうど奥さんたちも床から出て来ます。

そこから我が家の休日の1日が始まる訳です。

買い物に行くと言うのなら、荷物持ちくらいは出来るので、そこでせめて少しでも恩返しでもしようかと思っています。

尤も、僕の奥さんもその後、ふとした事でバイクの免許を取得して僕と同じバイク乗りになったのですが・・・。

今の僕の夢は、高校一年生になった長男がバイクに乗るようになって、家族3人でツーリングに行く事ですね。

宮ヶ瀬の静かな朝

宮ヶ瀬は神奈川県の中央部にあります。

ダムで有名な宮ヶ瀬湖を中心に緑豊かな所で、バイクで走ると本当に楽しいエリアです。

休日になると鳥居原園地にある駐車場には、それはそれはたくさんのバイクが集まります。

僕もバイクに乗るようになってから、宮ヶ瀬の鳥居原にはよく通うようになりました。

そこで知り合ったバイク仲間もたくさんいます。

多分、今日も少し遅い時間に宮ヶ瀬に行けば、彼らと顔を合わせる事もあるだろうなと思いました。

けれども今はこのコロナ禍です。

会ったとしても距離をあけて話をすれば大丈夫なんでしょうが・・・。

それでも思った以上の人数が集まってしまう事もなくはありません。

なので、そんな事を避けるために今日はほぼほぼノンストップのツーリングです。

自宅を出て相模川沿いを走り、宮ヶ瀬を目指しました。

バイクで走っているとまわりはあまりにも平穏です。

なので一瞬、コロナ禍というのが実は嘘の事かと錯覚をしてしまうくらいです。

でも道中にはいつもと違う光景があり、それを見るとやっぱり今はコロナ禍の真っ最中なんだなあと改めて認識してしまいました。

いつもなら休日の相模川とか中津川沿いには、たくさんのキャンパーとかBBQを楽しむ人で賑わっています。

けれども今日の河原には誰一人としていません。

宮ヶ瀬に辿り着いて、遠目に鳥居原園地の駐車場入り口に目を向けると、そこにはいつもと様子が違います。

宮ヶ瀬も本当に静かでした。

もし、この状態がしばらく続くようであれば、僕も本当にバイクに乗り続ける事など出来なくなるんじゃないかと。

それはすでに対岸の火事ではないような気がします。

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